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少数精鋭の組織論 幻冬舎新書
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少数精鋭の組織論 幻冬舎新書

斉須政雄【著】

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少数精鋭の組織論 幻冬舎新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/幻冬舎
発売年月日 2007/03/30
JAN 9784344980280

少数精鋭の組織論

¥220

商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

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2024/03/16

とても素晴らしい。スタイリッシュではないが、血の通った文体で説得力がある。 方針は自分で決めるもの。納得できていれば良い。 従順な便利屋で終わるより、ゴツゴツした自分というものを認めさせるべき。 毎日素材が変わる以上、同じ行動では同じ結果は出ない。こちらが変わらねば良い結果は...

とても素晴らしい。スタイリッシュではないが、血の通った文体で説得力がある。 方針は自分で決めるもの。納得できていれば良い。 従順な便利屋で終わるより、ゴツゴツした自分というものを認めさせるべき。 毎日素材が変わる以上、同じ行動では同じ結果は出ない。こちらが変わらねば良い結果は得られない。→製造業でも同じ! 満たせれていない、不遇な時は一番いい状態。道の途中ということ。 技術は前例の後追いではなく、攻撃的で主体性をもった独特なもの。技術者は企業からすると替えのいない、気楽に消費できない相手。→このような技術者にならなければ。 金がないのは言い訳。行動が先。行動を起こさないと金は着いてこない。 想像や反省を重ねる孤独な時間が料理人をつくる。 普通の人でなくなる(客観視できなくなる)と判断を見失う 失敗を叱るのは傷口に塩を塗るだけ。こちらの感情をなだめてからの方が相手の意識に残る。 底力は崩壊寸前の現場を乗りきることで身に付く。その通り。 ◎仕事の核心は掃除。煩わしさの克服法や見て見ぬふりをしない意識の変化をもたらす。不便がいい。結果、便利なものを、使うより意識して掃除するのできれいになる。 非効率が仕事の塩梅を良くする。 教えたことを紙に残してもらい、確認する。伝わっていないことが良く分かる。 職場の空気を維持するにはイエスマンばかりにしないこと。上意下達で終わることが嫌。→これが目標になっていないか注意!! 競札させるが、業者もこちらを推し測っている。結果メリットを得られているのか。。。 大切な人とはお金の関係にしない。 ベルナール「まさおは必要だから、お金はたくさん払えない。」p173

Posted by ブクログ

2023/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

料理人の世界の話。 習慣は第二の天性。 想像力の奥行は、一人の時間にモノを思う分量、に比例する。

Posted by ブクログ

2020/05/01

 著者は、フレンチを知る人はよく知っている三田の名店「コート・ドール」のオーナーシェフだ。私は仕事絡みで2度ほど行っただけだが、やはりとても印象深い店だった。地味に美味しく、メインはちゃんと旨いのだ(コースの一品一品それぞれに抑揚がある、とでも言おうか)。そして、私達の真後ろで会...

 著者は、フレンチを知る人はよく知っている三田の名店「コート・ドール」のオーナーシェフだ。私は仕事絡みで2度ほど行っただけだが、やはりとても印象深い店だった。地味に美味しく、メインはちゃんと旨いのだ(コースの一品一品それぞれに抑揚がある、とでも言おうか)。そして、私達の真後ろで会話や表情を見ながら作っているんではないか、と思う程、すべてがぴったりしている店なのだ。  「あそこは鴨が旨いよ」とか、そういう言葉で良い店は伝えられるが、「コート・ドール」に、それはあて嵌まらない。そう、「すべてが」、なのだ。  この本に書かれている事は、良くも悪くも平凡な事である。しかし、レストランの世界、特に裏方(キッチン)では、平凡で地味な作業の繰り返しが殆どなのだ。その尊さを斉須シェフは誰よりも理解しているのだと思う。そして、前線指揮官(「調理場という戦場」という本も上梓されている)としてのシェフの守るべき節度と原則を枉げない心・・・。この本からは、そういう「たおやかな男気」が漂ってくる。 --- ぼくは、社会にはじめて出た時の理不尽さや悔しさが、ものを考える下敷きになっているところがあるので、何としてでも、自分のお店では自分の正義を実現させていたいなと考えています。方針は単純です。外圧にめげずに自分の足で立って、自分の手で作って、それで暮らしをまかなっていく。そういう当然のことが実現できる職場で働きたかったのです。 斉須政雄著「少数精鋭の組織論」より抜粋 ---  なんという勁さだろう。そして、それを支える感性の、なんとたおやかなことか。  単にレストラン関係の人だけでなく、掛け値なしに「少数精鋭の組織論」として成立する実のある一冊だ。  又、行きたいなと思う。

Posted by ブクログ

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