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ソポクレス コロノスのオイディプス 岩波文庫

ソポクレス【作】, 高津春繁【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1999/03/18
JAN 9784003210536

ソポクレス コロノスのオイディプス

¥385

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

スフィンクスの謎を解…

スフィンクスの謎を解き、父を殺し母と交わり、真実を知って自らの眼を突き刺すというオイディプス王のエピソードはあまりにも有名。その続編の『コロノスのオイディプス』はそのオイディプス王が祖国を追いやられた後の最期が描かれています。ギリシャ悲劇の最も有名なこの英雄の最期は、神々の定めた...

スフィンクスの謎を解き、父を殺し母と交わり、真実を知って自らの眼を突き刺すというオイディプス王のエピソードはあまりにも有名。その続編の『コロノスのオイディプス』はそのオイディプス王が祖国を追いやられた後の最期が描かれています。ギリシャ悲劇の最も有名なこの英雄の最期は、神々の定めた宿命として必然化されてあり、まさに「ギリシャ悲劇的」なものであったように私は思います。ちなみに、話の時系列でいうとこの後に『アンティゴネー』と続きますが、『コロノスのオイディプス』はソポクレースの遺作です。

文庫OFF

2010/05/28

『オイディプス王』の…

『オイディプス王』の続編。すべてを失い、娘とともに旅へ出たオイディプスは……。文章を見るだけで、上演の様子が目に浮んできます。

文庫OFF

2023/09/15

オイディプス王に続き一気読み。 前作ほどの劇的な展開はない。 自ら目を潰し盲目となったオイディプスが娘のアンティゴネーと放浪ののちにコロノスという土地にたどり着き、王テセウスの庇護を受けることになる。 そこに祖国テーバイの王位を弟と争い奪われた息子のオリュネイケス、義弟(実際...

オイディプス王に続き一気読み。 前作ほどの劇的な展開はない。 自ら目を潰し盲目となったオイディプスが娘のアンティゴネーと放浪ののちにコロノスという土地にたどり着き、王テセウスの庇護を受けることになる。 そこに祖国テーバイの王位を弟と争い奪われた息子のオリュネイケス、義弟(実際には叔父)のクレオンがそれぞれの陣営にオイディプスを加えようと接触を図ってくるが、運命とはいえ国を追われた怒りからオイディプスは両者を追い返す。 物語後半でオイディプスは昇天し、オリュネイケスは祖国テーバイに向けて軍勢を整えている。 残された2人の娘アンティゴネーとイスメネはテーバイに戻るよう。 オイディプスから続く悲劇の運命、呪いがどのような結末を迎えるのか。

Posted by ブクログ

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