覚えておきたい順 万葉集の名歌 中経の文庫
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覚えておきたい順 万葉集の名歌 中経の文庫

佐佐木幸綱【監修】

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覚えておきたい順 万葉集の名歌 中経の文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中経出版/中経出版
発売年月日 2007/05/01
JAN 9784806127079

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2012/02/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

百選のうちから、さらに十五に絞って部門別に評価しました! 《恋愛五選》 7あかねさす紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る【額田王】 56紫草(むらさき)のにほえる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋ひめやも【大海人皇子】 →やはりこの遣り取りがどうしても好き。しかしこれは不倫の歌ではない!宴会歌だと知ったときの、嬉しいような、拍子抜けしたような・・・。 35多摩川に曝す手作 さらさらに 何そこの児の ここだ愛(かな)しき【東歌】 →「さらさらに」は「さらに」って意味なのだけど、川や手作との関連の「さらさら」も浮んでくる。音の響きのなめらかさと、重なる「さら」に熱い思いを感じます。 25君待つとわが恋ひおれば わが屋戸の すだれ動かし 秋の風ふく【額田王】 →今だと、携帯のバイブ、とかなのかな。 82恋草を 力車に七車 積みて恋ふらく わが心から【広河女王】 →かなり重量級の愛情。 《響五選》 4田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にそ 不尽の高嶺に 雪は降りける【山部赤人】 →「ゆ」が好き。 8石(いわ)ばしる垂水(たるみ)の上の さ蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも【志貴皇子】 →「石ばしる」の音が滝(=垂水)とよく似合う。 26巨勢山のつらつら椿 つらつらに 見つつ思(しの)はな 巨勢の春野を【坂門人足】 →「つらつら椿」。この歌が音だけだったら一番好き。 47来むといふも来ぬ時あるを 来じといふを 来むとは待たじ 来じといふものを【大伴坂上郎女】 76よき人の良しとよく見て よしと言いし 吉野よく見よ よき人よく見つ【天武天皇】 →畳語性が作品の命。 《発想五選》 2春の野に霞たなびき うら悲し この夕かげに 鶯鳴くも【大伴家持】 →さすがですね。 10なかなかに人とあらずは 酒壺に なりにてしかも 酒に染みなむ【大伴旅人】 →確かに中国の詩の影響を感じますね。にしても、酒壺って。 12憶良らは今は罷らむ 子泣くらむ そのかの母も 吾を待つらむそ【山上憶良】 →宴会から去るときの手本!おじいちゃんには子供はいません。 17新しき年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重(し)け吉事(よごと)【大伴家持】 →家持の歌で一番いい。リズムもよく、「吉事」の響きも良い、そして何よりスーパーポジティブ!新年はこういう気持ちで始めましょう。 22萩の花尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴朝貌の花【山上憶良】 →憶良がその前の歌で「秋の七草」を読んで、それを列挙したのがこの歌。面白い。 ※番号は本の番号で、国家大観のものではありません。

Posted by ブクログ

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