1,800円以上の注文で送料無料

壁抜け男 異色作家短篇集17
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

壁抜け男 異色作家短篇集17

マルセルエイメ【著】, 中村真一郎【訳】

追加する に追加する

壁抜け男 異色作家短篇集17

定価 ¥2,200

1,540 定価より660円(30%)おトク

獲得ポイント14P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/01/31
JAN 9784152087867

壁抜け男

¥1,540

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/07/09

壁抜け男なんていうタイトルからはややイメージが異なるような、概ね至って文学。 異能力者ではあるけど、なんか能力の使い方が地味、ではなくて、筆致が地味なのか。分裂できるから好きな人を見つける度に分裂して不倫してたら6万人になっちゃったー、っていや意外とすごいし。 他にも不思議な設定...

壁抜け男なんていうタイトルからはややイメージが異なるような、概ね至って文学。 異能力者ではあるけど、なんか能力の使い方が地味、ではなくて、筆致が地味なのか。分裂できるから好きな人を見つける度に分裂して不倫してたら6万人になっちゃったー、っていや意外とすごいし。 他にも不思議な設定ながらも驚くほどエンターテイメント性が低くて文学してる話が盛り沢山で、なんかいやむしろギャップで読むの疲れるぞ、これ。

Posted by ブクログ

2019/06/14

ずっと気になっていた「壁抜け男」。とにかくすごいインパクトです。どうなるのか期待しながら読み進めたその先は・・・思いがけず寂しいラストが待っていました。表題作以外では「カード」「よい絵」「サビーヌたち」が特に印象的でしたが、他の収録作も含めてみんなラストに違った余韻を運んできてく...

ずっと気になっていた「壁抜け男」。とにかくすごいインパクトです。どうなるのか期待しながら読み進めたその先は・・・思いがけず寂しいラストが待っていました。表題作以外では「カード」「よい絵」「サビーヌたち」が特に印象的でしたが、他の収録作も含めてみんなラストに違った余韻を運んできてくれるのです。そのため奇妙な味ばかりの短編集でもいろいろな種類のお話を読んだように楽しむことができました。また時を経て読み返してみたい本です。収録は他に「パリ横断」「パリのぶどう酒」「七里のくつ」

Posted by ブクログ

2016/11/22

どの話も発想が面白かった。 壁抜け男、よい絵、サビーヌたち、七里の靴が好きだな。 アントワーヌの、親たちが他の病人たちの枕元でおしゃべりをしているのを聞くと、人生というものがものすごく豊かな、ほとんど嘘のように豊かなものであるように思われた。 一節は少し切ない気分になった。 ...

どの話も発想が面白かった。 壁抜け男、よい絵、サビーヌたち、七里の靴が好きだな。 アントワーヌの、親たちが他の病人たちの枕元でおしゃべりをしているのを聞くと、人生というものがものすごく豊かな、ほとんど嘘のように豊かなものであるように思われた。 一節は少し切ない気分になった。 怪しい商人が安く靴を譲ってくれて良かった良かった。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品