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鏡の歴史
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社/河出書房新社 |
発売年月日 | 2007/01/26 |
JAN | 9784309224589 |
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[ 内容 ] 魔法、科学、宗教、哲学、化粧、セックス、芸術…心の奥底から宇宙の実態まで映す、鏡に魅せられた人類の歴史を、膨大な資料・取材を駆使して描いた画期的大著。 [ 目次 ] 第1章 古代文明と鏡 第2章 魔法の鏡の時代 第3章 光とは何か 第4章 科学の鏡の時代 第5章 ...
[ 内容 ] 魔法、科学、宗教、哲学、化粧、セックス、芸術…心の奥底から宇宙の実態まで映す、鏡に魅せられた人類の歴史を、膨大な資料・取材を駆使して描いた画期的大著。 [ 目次 ] 第1章 古代文明と鏡 第2章 魔法の鏡の時代 第3章 光とは何か 第4章 科学の鏡の時代 第5章 鏡に関する文学 第6章 鏡に関する絵画 第7章 宇宙を捕らえる鏡 第8章 光の正体 第9章 巨大望遠鏡の発展 第10章 鏡と虚栄産業 第11章 幻想と現実を映す鏡 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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第1章 古代文明と鏡 第2章 魔法の鏡の時代 第3章 光とは何か 第4章 科学の鏡の時代 第5章 鏡に関する文学 第6章 鏡に関する絵画 第7章 宇宙を捕らえる鏡 第8章 光の正体 第9章 巨大望遠鏡の発展 第10章 鏡と虚栄産業 第11章 幻想と現実を映す鏡
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邦題のとおり鏡にまつわる歴史なんだけど、 古代文明における鏡(ギリシャ・ローマはもちろんのこと、 ケルト、東洋や中南米についても言及している点は興味深い)、 占術と民俗信仰と原始~中世キリスト教と鏡、 近世の科学における光の位置づけと鏡、 近世文学における鏡の扱い、 ダ・ヴィンチ...
邦題のとおり鏡にまつわる歴史なんだけど、 古代文明における鏡(ギリシャ・ローマはもちろんのこと、 ケルト、東洋や中南米についても言及している点は興味深い)、 占術と民俗信仰と原始~中世キリスト教と鏡、 近世の科学における光の位置づけと鏡、 近世文学における鏡の扱い、 ダ・ヴィンチの時代の前後における絵画における鏡の活用、 産業としての初期の鏡製造と政治、 18~19世紀の望遠鏡の発展と鏡、 宇宙と光の正体と鏡、現在宇宙科学と鏡、 戦中~戦後のファッションと鏡、 現在のオカルト思想やメンタルヘルスと鏡等々、 古代から現代に至る歴史の中で鏡がどう扱われてきたか、 受け止められてきたか、その歴史のステージの中で、 テーマを(意図的に)二転三転させつつ、膨大な資料・史料を とりまとめ、歴史における特定事物から普遍を描こうとしているように思えた。 著者は同様の「特定の事物や事象に焦点をあてて歴史を紐解く」手法で、 一般的な歴史書で描かれる時代の流れと異なるかたちで、 長期的な文明史を概観することに執心しているらしい。 厚い本とはいえ、たかだか450ページの本で、 古代文明から現代まで、科学・産業・民俗学・オカルト・宗教など、 幅広い分野のことを調べてあることには舌を巻くが、一方で駆け足な感じも否めない。 個人的には、本書の中でも、興味のある時代・興味のあるテーマをもっと深く読んでみたい気もした。 まあそういう本は著者の意図するところではないのだろうけど。
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