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オリエント急行の時代 ヨーロッパの夢の軌跡 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2007/01/25 |
JAN | 9784121018816 |
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オリエント急行の時代
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オリエント急行の時代
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
19世紀末から20世紀前半、帝国主義の時代にパリ・イスタンブール間を結んだ鉄道「オリエント急行」の興廃に、沿線となった地域、特にハプスブルク帝国とオスマン帝国治下の諸国の歴史を重ねた「学究的な観光案内」といえる書。第一次大戦前及び両大戦間期の中欧・東欧史の入門的機能を果たしてい...
19世紀末から20世紀前半、帝国主義の時代にパリ・イスタンブール間を結んだ鉄道「オリエント急行」の興廃に、沿線となった地域、特にハプスブルク帝国とオスマン帝国治下の諸国の歴史を重ねた「学究的な観光案内」といえる書。第一次大戦前及び両大戦間期の中欧・東欧史の入門的機能を果たしている。
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私にとっての「オリエント急行」は、アガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」であり、 一般客を乗せヨーロッパを東に走る豪華な列車と言う、第一次世界大戦後の姿でしかなかった。 つまりは、 その創設や王侯貴族が乗り込んでいた「王者の列車」であったことを知らなかったので、興味深く読...
私にとっての「オリエント急行」は、アガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」であり、 一般客を乗せヨーロッパを東に走る豪華な列車と言う、第一次世界大戦後の姿でしかなかった。 つまりは、 その創設や王侯貴族が乗り込んでいた「王者の列車」であったことを知らなかったので、興味深く読んだ。 とはいえ、「オリエント急行」そのものの歴史よりは、オリエント急行が駆け抜けていた東欧からトルコの18世紀以降の歴史が語られており、予想よりずっと東欧史の参考になる本だった。
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[ 内容 ] 一八八三年十月、オリエント急行第一号列車がパリ・ストラスブール駅をコンスタンティノープル目指して発車した。 車窓には統一間もないドイツ帝国や世紀末の香り漂うウィーン、東欧の大平原、そして没落の色濃いオスマン帝国。鉄道の実用化から半世紀。 複雑きわまる国際関係を超え、人々の夢と憧れを乗せた豪華列車が、時代の大衆化と航空機の登場によってその役割を終えるまでを通して描く、もう一つのヨーロッパ現代史。 [ 目次 ] プロローグ 発車の日 第1部 開通記念列車(西ヨーロッパ快走―フランス・ドイツ・オーストリア 東ヨーロッパ―ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア オスマン帝国) 第2部 その後の「オリエント急行」(第一次黄金時代 二度の世界大戦を超えて) エピローグ 観光列車としての「オリエント急行」 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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