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事故 別冊黒い画集 1 文春文庫
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事故 別冊黒い画集 1 文春文庫

松本清張(著者)

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事故 別冊黒い画集 1 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2007/05/09
JAN 9784167697105

事故

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商品レビュー

4

17件のお客様レビュー

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2026/05/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

一つ目の「事故」は登場人物のさまざまな視点から描かれていますが、ただ単調に順番にというわけではなくその考えられた視点の変動が面白さをよりいっそう引き立たせており、純粋にすごいなと感じました。 二つ目の「熱い空気」では人が殺されていないのにも関わらずスリルがあり、主人公である信子の行動にしっかり動機があるので入り込みやすかったです。 結末に行くにつれてさまざまな事柄が起こりますがそれら全てに終わりはなく、だからといって有耶無耶にはせず発生した事象を企てた張本人である信子に天罰が下ったというラストは回収しきれない事柄の終わりも一緒に抱えてくれていたのでスッキリ読み終えられました。 どちらも登場人物一人一人が濃く、松本清張らしさが全面に出ていてたっぷりと世界観に浸れました。

Posted by ブクログ

2025/04/26

傑作短編集『黒い画集』の別シリーズなのだろうか。収録は表題作を含み2編のみ。トラック事故の話と『家政婦は見た』の原作話になるが両方ともかなり面白い。前者の方は平凡な事故かと思いきや様々な奸計及び関係が作用しており犯行の発覚も自然で松本清張氏らしいキメ方である。後者の方は倒叙型ミス...

傑作短編集『黒い画集』の別シリーズなのだろうか。収録は表題作を含み2編のみ。トラック事故の話と『家政婦は見た』の原作話になるが両方ともかなり面白い。前者の方は平凡な事故かと思いきや様々な奸計及び関係が作用しており犯行の発覚も自然で松本清張氏らしいキメ方である。後者の方は倒叙型ミステリーとも言えるが殺人では無く家庭を崩壊に導き観察して(終盤はそこからも逸脱するけど)職業的鬱憤を晴らすという斬新なモノになっている。嫁姑、旦那、ガキ、そして主役である家政婦全てがクソ的要素を含んでおり特に女同士の会話は日常生活に即したリアルさ。ラストも神である作者のフラストレーションを晴らす(現実はどうか知らんけど)ような残酷さである。コレをドラマ化しようとした人の先見性も凄いけど、シリーズになったところをみるに人の生活を覗きみたいという欲動には沿っていたのだろう。

Posted by ブクログ

2024/12/27

「事件」「熱い空気」の2作の中編を収録。何より後者、あの「家政婦は見た」の原作だという。 一見幸せそうな大学教授の家庭に派遣された家政婦。夫婦の欺瞞を見抜き自分の手は汚さず家庭を破滅に導こうと企む。 松本清張ならではの圧巻のドロドロさ、しかも現実にあり得そうな感情の描写。そして読...

「事件」「熱い空気」の2作の中編を収録。何より後者、あの「家政婦は見た」の原作だという。 一見幸せそうな大学教授の家庭に派遣された家政婦。夫婦の欺瞞を見抜き自分の手は汚さず家庭を破滅に導こうと企む。 松本清張ならではの圧巻のドロドロさ、しかも現実にあり得そうな感情の描写。そして読者を一気に突き放し現実に戻すラスト。さすがにドラマ化されシリーズ化されただけのことはある。 サスペンスドラマの原型は本作と清張の別作品「ゼロの焦点」(犯人の断崖絶壁での告白など)が作ったと言っても過言ではないだろう。 清張ファン必読の作品。

Posted by ブクログ

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