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文化としての数学 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
発売年月日 | 2006/11/20 |
JAN | 9784334741617 |
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文化としての数学
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文化としての数学
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
数学者でありながら、小中学の現場で指導と教育改革に注力した著者による「数学」をその成立と文化の面から解説した本。初見の内容が多くあり、面白かった。 例えば、発生当初は帰納的で動的だった数学が、時代を経て揺れながらも演繹的で静的なものとして帰着しているなど、数学そのものの属性に解説...
数学者でありながら、小中学の現場で指導と教育改革に注力した著者による「数学」をその成立と文化の面から解説した本。初見の内容が多くあり、面白かった。 例えば、発生当初は帰納的で動的だった数学が、時代を経て揺れながらも演繹的で静的なものとして帰着しているなど、数学そのものの属性に解説を与える記述が多かった。著者はその解説の上で、本来の数学教育はもっと自由で懐疑的なものでなければならないと指摘する。 自分はばちばちの文系でこれまで数学を拒絶してきたが、数学をもっとメタ的に見ることが出来れば接し方が変わるかもしれない。新しい示唆をもらったと感じる良書。
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2006年(底本1973年)刊行。東京工業大学名誉教授。数学教育に画期的足跡を残した著者の講演・講義、あるいは雑誌投稿文を纏めたもの。数学史においては、非常に簡明な文章であるので読みやすいが、やはり、集合論、集合に構成を加味した現代数学論になると、極端に難易度がアップする。数学・算数学習の意味、総合と分析の両立は大きく首肯するところ。
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前半はエッセイで取っ付き易いが、後半は哲学・思想史になってくるので、その手の思考に慣れている大学生でないと、頭に残らない内容。万人向けではないが、波長があう人はハマると思う
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