パーティプランナー 一流セレブの集めかた

ローレンワイズバーガー【著】, 佐竹史子【訳】

• 販売会社／発売会社: 早川書房/早川書房
• 発売年月日: 2006/11/15
• JAN: 9784152087713

商品レビュー

2015/09/01

大好きなローレン・ワイズバーガーの１冊。主人公の心情に共感する箇所が多数あって楽しく読み続けられる。しいて言えば、、結末が彼女の他の著書と同様に「やってられない仕事」をあっさり辞めるという内容が残念。

2012/10/01

「プラダを着た悪魔」のフィールドをちょびっと変えたバージョン。BS信託を止め、おじさんのコネでパーティプランナーとなる。「プラダ〜」と違って、上司は優しいし、自分のスキャンダルをこの上なく喜ぶし(会社の知名度と評価があがる！と言って)、物事がトントン拍子で上手いことばっかりだし、ちょっと刺激が少なめ。「プラダ〜」と根本的には全く一緒。華やかな業界に不本意ながら勤めることになった物を書くのが上手い主人公。仕事のために友達を犠牲にしてしまい、関係が崩れる。素敵な男性と知り合い寝る(恋には落ちない)。ここ一番の大仕事でプッツンきて辞める。そして、物書きの道へ進む。
最初は私でも知っている有名人の名前とか出てきて「おぉ！」みたいになる(「プラダ〜」のブランド名見て「おぉ！」と一緒)し、華やかずくしの生活にちょっと憧れとか抱くけど、最後の方になって話が完全に読める。だって「プラダ〜」と全く同じテンポで全く同じ結末に進むんやもん。最初はいいけど、終わり方があれじゃ、評価ガタ落ち。結局、小説家でない人間は同じことしか考えられないのね、と思ってしまう。最初に読んだってのが大きく関係するけど、客観的に見ても「プラダ〜」のが面白かったかな。良いことづくしで、刺激が少なかったし、だからこそ辞める時が納得いかない。アンディはもっと色んなこと11ヶ月にも渡って我慢してたで！って。でも、これ映画化されたら見たいな。絶対ゴージャスやもん。

2012/03/05

派手な業界への転職した主人公の活躍ぶり、男の子の職業、そしてラスト！ものすごい既視感があるけれど、ハッピーエンドなら嫌いじゃない。