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芸者論 神々に扮することを忘れた日本人
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 雄山閣/雄山閣 |
発売年月日 | 2006/10/20 |
JAN | 9784639019527 |
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芸者論
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商品レビュー
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雄山閣 岩下尚史 「 芸者論 」 古代の神婚劇に始まり、近世の吉原芸者、明治の新橋芸者 を経て、戦後花柳界の衰退まで論じた本。芸者の本場が東京とは知らなかった 著者は、吉原はじめ芸者宿を 宴文化の場 と捉え、客は 芸者との神婚劇を通して、晴れがましさ や 「粋」とい...
雄山閣 岩下尚史 「 芸者論 」 古代の神婚劇に始まり、近世の吉原芸者、明治の新橋芸者 を経て、戦後花柳界の衰退まで論じた本。芸者の本場が東京とは知らなかった 著者は、吉原はじめ芸者宿を 宴文化の場 と捉え、客は 芸者との神婚劇を通して、晴れがましさ や 「粋」という 平衡感覚を得て、家や国を治めることができる、と解釈した 驚いたのは、敗戦直後に関わらず、新橋演舞場が豪華な裏方陣により再建した点。谷崎潤一郎、川端康成が台本を書き、横山大観、鏑木清方が舞台美術を手がけている。政治力と経済力が凄い 遊びの場において、色情に溺れず、無理に我慢せず、遊女の気持ちを推しはかり対応することができる平衡感覚を「粋」というらしい
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大学生の時に日経新聞の書評欄で出会った本。 本棚を物色していたら目についたので読み返してみた。 貧乏学生の身から買うのを躊躇したのを覚えているが、買ってよかった。それは今でも変わらない。 詳しく書こうにも次から次へと思いが出てくるので、とにかく興味がある人には読んでもらいたい。確...
大学生の時に日経新聞の書評欄で出会った本。 本棚を物色していたら目についたので読み返してみた。 貧乏学生の身から買うのを躊躇したのを覚えているが、買ってよかった。それは今でも変わらない。 詳しく書こうにも次から次へと思いが出てくるので、とにかく興味がある人には読んでもらいたい。確実に言える。名著である!
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テレビで著者を見た。着物姿が粋。会話も面白かった。「芸者論」は楽しい語り口そのまま、読みやすくしかも丁寧、熱意を持って著作したことが感じられる好書。
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