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百人斬り裁判から南京へ 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/04/28 |
JAN | 9784166605668 |
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百人斬り裁判から南京へ
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
政治家としての筆者のことはそれ程多くは知らない。黒縁眼鏡にいかにも教育ママといった見た目の印象はあるが、政治的には安倍チルドレンの有望株、防衛大臣なども務められており、どことなく右寄り保守派なイメージもある。最近はLGBTの理解を促進させる派としてやや左寄りとも言われている様であ...
政治家としての筆者のことはそれ程多くは知らない。黒縁眼鏡にいかにも教育ママといった見た目の印象はあるが、政治的には安倍チルドレンの有望株、防衛大臣なども務められており、どことなく右寄り保守派なイメージもある。最近はLGBTの理解を促進させる派としてやや左寄りとも言われている様である。 元々早稲田卒の弁護士として活躍されており、本書はその弁護士活動の集大成となった「南京事件、百人斬り裁判」での闘いを収めたものである。何より紙面からは筆者の熱い想いを超えた怒りが文字を浮かび上がらせて来るように押し寄せ、読んでいて怒りに同調しつつ迫力に飲み込まれていく自分がいる。 筆者の主張としては、百人斬り自体が事実無根であり、小隊長レベルが日本刀を振り翳して住民を切りつけていく様な戦闘についても、そもそも砲兵隊の性質上あり得ない。何より当時南京従軍中に市民に会う事もほとんどなかった事、日本刀が物質的に刃こぼれするのにどうやって?という疑問が次から次へと証人の言により明らかになるにつれ、筆者と同じ気持ちで判決は勝利を確信していく。 そもそも記事を書いた新聞記者や撮影したカメラマンが捏造と分かりながら書いた記事であるから、当然事実では無いのだが、後に出版された書籍により、事実の証明もなく宣伝的に「虚偽」は世界中に広まっていく。当時当たり前だが、日本は悪い国、中国もアメリカも敵国日本を貶めるためのプロパガンダとして利用する。日本は日本で虚偽の作り話でも関係なく戦意高揚として扱う。百人斬り(競争)を行った当事者からすれば、勝手に名前を使われた上に、後のBC級裁判で死刑になるのだからたまったものでは無い。何より残された遺族は百人斬りの子孫として名誉も何も無い。 この様な状況で立ち上がった筆者と裁判記録から怒りを感じるのは当然である。 今となっては関係者もほとんど居らず、何より祭り上げられた当事者は死刑となった。筆者が何より南京事件(30万人が虐殺されたと言われるが、時間的にも4万人程度か/秦郁彦)自体を否定することから始めるのは理解できるが、対中関係が立ちはだかる。様々な困難を多くの人々の協力を得ながら戦っていく姿は、裁判の記録というより冒険物を読んでいる感覚にさえ陥る。 前述の通り、政治家としての評価はわからないが、願わくば弱者を守る法戦士を続けていてくれたなら、また面白い一冊が書けたのでは無いかと思う。 今、筆者が当時と同じ気持ちで国民特に弱者を守るために政治の場で戦い続けているなら応援したい、と思わせる一冊だ。
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最近大好きな政治家の稲田先生が南京に関して書いてあったので読んでみた。 なんと魂を揺さぶられる本であろうか。ここまで作者の魂が宿っている書籍を僕は読んだことがない。全国民読むべきとすら思う。 戦意高揚のために捏造した新聞記事が中国で大きく取り上げられ、著しく国益を損なうことになっ...
最近大好きな政治家の稲田先生が南京に関して書いてあったので読んでみた。 なんと魂を揺さぶられる本であろうか。ここまで作者の魂が宿っている書籍を僕は読んだことがない。全国民読むべきとすら思う。 戦意高揚のために捏造した新聞記事が中国で大きく取り上げられ、著しく国益を損なうことになったが、東京日日新聞(現毎日新聞)や朝日新聞は自身の誤りを訂正する自浄作用を持ちあわせておらず、百人斬りと南京虐殺はあったのだと肯定する。稲田先生が「法廷で争うべく」集めた当事者たちからの証言からは虐殺どころか捕虜殺害が1件出てきたのみで、大マスコミや中国が主張する内容は全く出てこなかった。にもかかわらず日本の司法は「真っ白であることを証明できないので棄却」だと。何に配慮しての判決だ?三権分立はお題目だけか?本当に腹立たしい。ハラワタ煮えくり返るとはこのことだろうか。 稲田先生がこの裁判と併行して議員になられて、そして安倍政権のカムバックと共に第一線に戻られたことを心から祝福したいし、それにより、ここでグレーな判決をされた事案に対し、再度挑戦されることを期待して止みません。 向井少尉、野田少尉、の遺書を読んで、言われているような凶行におよんだとは到底思えない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 中国人「百人斬り」という捏造記事によって、戦後、二人の将校が処刑された。 南京陥落から七〇年、遺族が名誉回復を訴えた裁判は新聞の無責任さや司法の不可解さに直面した。 [ 目次 ] 第1章 南京事件との出会い―人生は偶然であり、また必然である(平成一八年一二月二三日東京駅ホーム;向井千惠子さんとの出会い―六年前(平成一三年)の一二月東京地裁 ほか) 第2章 遺族の苦しみ―この同胞の不幸を日本人として見過ごすことはできない(平成一五年四月二八日東京地裁;佐藤振壽さんとの出会い ほか) 第3章 拒否された証言―裁判所は弱者が正義に挑戦できる唯一の場所(平成一五年夏;偕行社;平成一五年九月鹿児島 ほか) 第4章 不条理な判決―南京陥落70年…闘いは今、始まった(平成一七年五月一八日;平成一七年八月一五日 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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