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新編 戦後翻訳風雲録 大人の本棚
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房/みすず書房 |
| 発売年月日 | 2007/06/01 |
| JAN | 9784622080763 |
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新編 戦後翻訳風雲録
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
早川書房を中心とした、翻訳者と編集者をめぐるもはや歴史とでも言うべきエッセイ。というか、思い出。 戦後翻訳文学黎明期における早川書房(早川ミステリ)の貢献度は計り知れない。福島正実や田村隆一など、当時の名(物?)編集者や翻訳者をめぐるドラマ。懐かしい名前がたくさんでてくる。 ...
早川書房を中心とした、翻訳者と編集者をめぐるもはや歴史とでも言うべきエッセイ。というか、思い出。 戦後翻訳文学黎明期における早川書房(早川ミステリ)の貢献度は計り知れない。福島正実や田村隆一など、当時の名(物?)編集者や翻訳者をめぐるドラマ。懐かしい名前がたくさんでてくる。 しかし、単なる思い出話や苦労話に終わらないのは、そこにきわめてユニークな人々の、生々しい人間ドラマがあったからに他ならない。
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著者の宮田昇氏は、近代文学社勤務ののち、早川書房の編集者として活躍し、その後は翻訳エージェントとして長らく出版業界に係わってきた。また、自身もペンネーム「内田庶」として、SFやミステリーを初めとする多くの児童文学の翻訳家として活躍してきている。その著者が、戦後の翻訳界の生き字引と...
著者の宮田昇氏は、近代文学社勤務ののち、早川書房の編集者として活躍し、その後は翻訳エージェントとして長らく出版業界に係わってきた。また、自身もペンネーム「内田庶」として、SFやミステリーを初めとする多くの児童文学の翻訳家として活躍してきている。その著者が、戦後の翻訳界の生き字引として、彼しか知りえなかった秘話、逸話の数々をここに記している。読み始めてすぐに魅了されるのは、登場するビッグ・ネームの数々と、その逸話の破壊的な面白さだ。取り上げられているのは、まず著者に早川書房への職をあっせんしてくれた「加島祥造」。そして、著者の早川書房時代の上司にあたる「田村隆一」。さらには、田村らと詩作集団「荒地」で共に活動していた同人たちの「北村太郎」「中桐正夫」「鮎川信夫」などなど。著者の観察眼は、彼らの詩人としての価値をあえて差し引いていて容赦ない。毀誉褒貶が多い人物たちの、嫉妬と愛憎劇が赤裸々に描きだされている。
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