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日本数奇 ちくま学芸文庫
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日本数奇 ちくま学芸文庫

松岡正剛【著】

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日本数奇 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2007/03/10
JAN 9784480090430

日本数奇

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2018/04/26

特定の時代やモチーフを論じたものではなく、日本文化に通底する趣向を抽出する著書。数寄とは、「何かの特徴や徴候を梳いて漉いて、好いて透いていくことで、風情や風趣にたいする執心」とのこと。著者の圧倒的な博識にひたすら驚愕の連続だった。日本史、文化史、仏教、茶の湯等の基礎知識が乏しい自...

特定の時代やモチーフを論じたものではなく、日本文化に通底する趣向を抽出する著書。数寄とは、「何かの特徴や徴候を梳いて漉いて、好いて透いていくことで、風情や風趣にたいする執心」とのこと。著者の圧倒的な博識にひたすら驚愕の連続だった。日本史、文化史、仏教、茶の湯等の基礎知識が乏しい自分にはその大半が理解できなかったのが悔やまれるが、著者の碩学に身を委ね、知的冒険を堪能できた。時代や文化を学ぶ際に、その内奥にある趣向に考えを巡らせることの重要性が示唆されている。

Posted by ブクログ

2011/12/12

梅、桜から入って中国から渡来した文様の話へ、そして今様と桑田佳祐の比較。茶の湯に連歌に伊藤若冲と縦横無尽、理解まではとても到達できないのだけれど…。他の本も読んでみようかという気になる。松岡正剛、凄いなあ。

Posted by ブクログ

2011/10/09

数寄と作分の所が今ひとつ理解できなかった。要再読。 ただ、『浄土の変相』と『末法の表現』は目から鱗ものだった。特に後者は日本美術史を学んだ後に読んだものだから、「言われてみればそうだよなぁ」と一人唸りながら読んでいた。

Posted by ブクログ

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