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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ソフトバンククリエイティブ/ソフトバンククリエイティブ |
発売年月日 | 2006/12/26 |
JAN | 9784797337549 |
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
この本いい! 1)「もっと着物を着ましょうよ」 2)「一緒に着ましょうよ」 3)「みんなでいっぱい褒めあいましょう!」 が作者の言いたいことだそう。洋服では褒めあえないんだけど和服ならキャッキャうふふができちゃう不思議。 この本カッコイイ。p176「自分で好きにやってるんだから...
この本いい! 1)「もっと着物を着ましょうよ」 2)「一緒に着ましょうよ」 3)「みんなでいっぱい褒めあいましょう!」 が作者の言いたいことだそう。洋服では褒めあえないんだけど和服ならキャッキャうふふができちゃう不思議。 この本カッコイイ。p176「自分で好きにやってるんだから、ほっといて下さい。出るとこに出るときには、おっしゃるようにしますから」 この”おっしゃるように”は「決まりはこうなのに変だ」「白くない半衿なんて」というオバサマたち。TPOは考えるのは着物も洋服も同じ。 「最初の一枚」は「地味めの小紋」。浴衣を買うなら「木綿の着物」っぽいものはいかが?と非常に実用的なアドバイス。著者は2年着物生活をしたそうなので(それ以降も年間200日とか着てるそう)、木綿などの洗える普段着の便利さも十分ご存じの方。 サバイバル話は「帯板忘れてレポート用紙のパッドの裏のボール紙を代わりに使った」と。人間困れば知恵がでますね。p119”「レース」と「木綿」とは、その「季節の約束ごと」のアウトローなのです”も心強いアドバイス。絽だの麻だの考えなくても年中使えるお役立ちアイテム。 帯揚げをそろえるなら、”「薄い水色・やや濃い黄色・好みのピンク・正式用のちょっと絞りの入った白」の四枚あればどんな時も間に合うよ”。”帯締めはベージュ、きれいな青、きれいな草色、山吹色、真っ赤”がおすすめだそう。おしゃれな人ほど色合わせがうまいからなぁ。
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フランクで軽妙過ぎる文体もさることながら、著者のキモノに対する自由で柔軟な考え方や発想には驚かされることしきり。これだけキモノを自分のものとしている著者がここまで書いてくれること、また文中で炸裂している斬新な工夫やアイデアは、洋服が普通の時代にあえてキモノを着たいと思う私達に勇気...
フランクで軽妙過ぎる文体もさることながら、著者のキモノに対する自由で柔軟な考え方や発想には驚かされることしきり。これだけキモノを自分のものとしている著者がここまで書いてくれること、また文中で炸裂している斬新な工夫やアイデアは、洋服が普通の時代にあえてキモノを着たいと思う私達に勇気を与えてくれます。 それにしてもこの本から3年後、56歳の若さで鬼籍に入られていることを思うとなんとも切なく、残念でなりません。人生のステージごとに、さまざまな形でキモノとつきあってきた著者。自由なスタイルを謳歌しながら、もっともっとキモノを愉しみたかったことでしょう。 そして私も、著者のキモノに関する本をもっと読みたかったなぁと思います。
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中島さんの著作は始めて読んだけど、この軽々とした文体が気に入った。ぺらぺらしゃべるように楽しく語っている。 着物の魅力、彼女の考えるとこでは、「洋服では絶対ないくらい華やかな色あいや模様」が着られる。「美しい布地にからだを包まれる」喜び。 確かにそうだよなぁ。 「不自由さの...
中島さんの著作は始めて読んだけど、この軽々とした文体が気に入った。ぺらぺらしゃべるように楽しく語っている。 着物の魅力、彼女の考えるとこでは、「洋服では絶対ないくらい華やかな色あいや模様」が着られる。「美しい布地にからだを包まれる」喜び。 確かにそうだよなぁ。 「不自由さの色気」というものを、自分で味わっているのが、楽しくて気分がいい。 そうそう。 「着物の物語性」がいい。ある意味コスプレできちゃうとこね。 「着物着たら、お互いに歯が浮いてもいいからうーんと褒めて褒めて褒めあおうじゃないか、っていうのが私の主張であります。」だって。いいね。 もっと「褒めあう文化」「教えあったり、わけあったり、喜びや楽しみをわかたあう文化」を、着物を契機として作りあげてゆけたとしたら、苛めだの、匿名でワルクチ云うのが基盤になりつある、いまの時代の「いやーな感じの文化」に対してとても大きな反抗をできることになるーーと私などは思うのですけどもね。 あとのアドバイスとしては、衣替えは旧暦を採用しよう。これはもっともだな。しかも単衣は当人が寒くなければいつでもいいんじゃないかとかね。帯は半幅帯。気楽でいいね。私はあまり持ってないけど増やしたいかな。できれば。
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