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インカに眠る氷の少女
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房/二見書房 |
発売年月日 | 2007/02/01 |
JAN | 9784576070025 |
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インカに眠る氷の少女
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
アンデス山脈の山頂で見つかった少女のミイラ、フワニータ。写真もあり、まだそこに眠っているかのような顔。彼女が捧げられたのは500年も前だというのに。 インカ人の文明について言及する話がメインではなく、実際に発見してから保存、展示、研究について国家や大学や学者やマスコミとのやりと...
アンデス山脈の山頂で見つかった少女のミイラ、フワニータ。写真もあり、まだそこに眠っているかのような顔。彼女が捧げられたのは500年も前だというのに。 インカ人の文明について言及する話がメインではなく、実際に発見してから保存、展示、研究について国家や大学や学者やマスコミとのやりとりを赤裸々ドロドロに書いている本である。少女で生贄になったフワニータへの思いを募らせる一方で、どの業界も仕事するときはこんなんなのか…と内心思ってた。 ともあれ、標高5000〜6000メートルでの発掘作業。「究極の考古学」というのはこんなにも過酷な学問なのか。高山病はもちろん、平行に走る雷の恐怖(現にミイラも雷に打たれて焦げている)。自然が身体を蝕んでいく。そして仲間との衝突。同業者の悪意。こんなにタフさを要求されるとは思ってもみなかった。 あと、「盗掘者」という存在がいることにハッとさせられた。いかに自分が平和ボケしているかがよく分かった。こんな険しい山でも盗掘者はいる。現に、著者も一度発掘してその後また遺跡に戻ったら荒らされてたという。なんとも心にすきま風が吹くことか。 フワニータは日本でも展示されたそうだ。そしてゲームのキャラにもなっているとのこと。ちょっとビックリ。
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マチュピチュに興味を持った際に本屋で偶然見かけた本。 生贄という儀式、数百年の時を経てなおほぼ完全な形で存在する少女のミイラなど、気持ちのよい話ではないがその神秘性とある種の背徳感が物語を彩る。 ちなみにこういう性癖があるわけではないので悪しからず…。そういう偏見を恐れて購入を躊...
マチュピチュに興味を持った際に本屋で偶然見かけた本。 生贄という儀式、数百年の時を経てなおほぼ完全な形で存在する少女のミイラなど、気持ちのよい話ではないがその神秘性とある種の背徳感が物語を彩る。 ちなみにこういう性癖があるわけではないので悪しからず…。そういう偏見を恐れて購入を躊躇っていた面もあるのだが。 かなり読み進めたが、まだ読み終わってはいない。著者の体験をベースに物語は進むので、ミイラ発見までの臨場感を想像しやすい。周囲の人物の扱いも主観で描かれているため、特に厳しい意見がつづられていたり、段々仲たがいしていく様子は読んでいて少し気分が悪い。著者の業績と足を引っ張る周囲、という構図が見え隠れしている気がしてならない…。
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