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潤一 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/12/01 |
JAN | 9784101302515 |
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商品レビュー
3.1
23件のお客様レビュー
んー、それなりに余韻も好きなシーンもあるはあるんだけど、ピンと来なかったなあ。潤一の魅力も行動の理由も女性たちの気持ちもさっぱりわからん。「そんな事もあるのかねえ」って感じで読んでた。女性向けのファンタジーなのかな、ってのはステレオタイプ過ぎる感想だろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゆらゆらと根無し草のような潤一。 関わったどの女性にも本性を見せません。 女性たちもまた、潤一と濃密な関係になっても、潤一が突然、姿を消しても、潤一に執着しません。 潤一との時間を過ごしたから、女性たちは前に進めたのか、そうでなくても前に進めたのかがわからないほど、潤一という存在は捉えどころがないように感じました。 最後の章で、潤一自身も自分がどこに落ち着けばいいのか、わからずに彷徨い続けているのではないかと思いました。
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潤一という1人の男を巡る、14歳から62歳までの女性の短編集。短編集とはいえ、色んなところで少しずつリンクしていたりする。 こういう、いい男だか悪い男だか分からない、人を惹きつける人っているよなあ。 「いつもこんなことしてるの?」って聞かれた潤一が、「ご飯の感じなんだよ。小さ...
潤一という1人の男を巡る、14歳から62歳までの女性の短編集。短編集とはいえ、色んなところで少しずつリンクしていたりする。 こういう、いい男だか悪い男だか分からない、人を惹きつける人っているよなあ。 「いつもこんなことしてるの?」って聞かれた潤一が、「ご飯の感じなんだよ。小さい頃、ごはんですよ、って呼ばれたでしょう。親からさ。で、遊んだりして、すぐ行かないと、怒られる。あの感じなんだよ」って言うところが印象的だった。 ちょうどドラマ化するみたいだけど、まず潤一が藁色の髪じゃないじゃん… もう少しぼやっとした、ARATAみたいな人をイメージしてた。
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