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剣客春秋 里美の涙
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎/幻冬舎 |
発売年月日 | 2006/11/25 |
JAN | 9784344012585 |
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剣客春秋 里美の涙
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剣客春秋シリーズ第六弾。愛娘の里美が門弟の彦四郎と道場近くの小さな借家に所帯を持ってほどなく、藤兵衛は中西道場の同門・飯岡と行き会い、計画中の武芸所の師範役を乞われるが、話を胡乱に感じ断る。時同じく「大塩党」と名乗る集団による強盗騒ぎを耳にする。大店に軍用金を求める投げ文を入れ、断れば力ずくで押し込み金品を強奪するらしい。はたして藤兵衛の脳裏にある疑念が浮かぶ、そしてその矛先は、やがて藤兵衛の亡妻の生家・藤田屋にも向けられた…。強豪との殺陣のシーンは迫力が有り、読み応えあり。 タイトル『里美の涙』にドキッとしながら、読み始めたが、彦四郎と所帯を持ってやれやれ、女剣士里美は所帯を持ってしまいもう活躍の場が無いのが残念。愛娘の里美が家をでて寂しい父親藤兵衛。
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かきおろし。里美の涙とは・・・愛する夫が死んだか? 父が死んだか? 祖父が死んだか?〜大塩平八郎の乱が大阪で起こって鎮圧され,江戸でも大店に20両・40両と軍資金の拠出を求める大塩党を名乗る武士集団が現れた。拠出を渋ると押し込みが掛けられる。藤兵衛の亡妻の実家・藤田屋にも付け文が...
かきおろし。里美の涙とは・・・愛する夫が死んだか? 父が死んだか? 祖父が死んだか?〜大塩平八郎の乱が大阪で起こって鎮圧され,江戸でも大店に20両・40両と軍資金の拠出を求める大塩党を名乗る武士集団が現れた。拠出を渋ると押し込みが掛けられる。藤兵衛の亡妻の実家・藤田屋にも付け文が投げ込まれる。千坂道場の手練れが泊まり込んで警戒すると,他の商舗でもそれを倣う所が出てきた。臨時廻り同心の坂口の岡っ引きである弥八が手掛かりを掴むと,口封じの為か殺害される。藤田屋の手代が帰りを襲われ40両が強奪されると押し込みが近いと藤兵衛は予感する。果たして里美と彦四郎が泊まり込んでいる晩,6人が押し込むが,小者が道場へ走るが,待ち伏せされるのを下っ引きの佐太郎が目撃し,急を藤兵衛に知らせ,駆けつけた藤兵衛によって事なきを得る。手傷を負わせた賊の一人は自害してしまうが,江戸で不遇の剣士達の犯行であると手掛かりを掴む。千坂道場の動向を探る裏切り者がいるに違いないと踏むと,佐久間が怪しいと浮かび上がる。大塩党の捕縛には奉行所が動き,藤兵衛らが後詰めするが,佐久間だけは道場の者でしめしを付けなくてはならず,里美と彦四郎が自害を促す。〜里美の大事な人は誰も不幸な目に遭わなかった。門弟から裏切り者が出たのが悔しいのか,恋仲を裂かれた不遇の剣士が気の毒なのか,里美夫婦の仲の良さを妬まれたのが嫌だったのか・・・。ちょっと副題の付け方に苦労しているな。
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