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NHK問題 ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/12/10 |
JAN | 9784480063366 |
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
NHKには公共放送になって欲しい。震災時のNHKが聞けたときの安心感はやはり格別のものがある。それだけの力がありながら残念ながらNHKは現時点では公共放送とは言えない。BBCとの比較なんてちゃんちゃらおかしい。政治と独立し、国民のための放送、ジャーナリズムをきわめて行って欲しい。...
NHKには公共放送になって欲しい。震災時のNHKが聞けたときの安心感はやはり格別のものがある。それだけの力がありながら残念ながらNHKは現時点では公共放送とは言えない。BBCとの比較なんてちゃんちゃらおかしい。政治と独立し、国民のための放送、ジャーナリズムをきわめて行って欲しい。この本を読んでそう思った。ただし、日本の社会構造においてそれを実現するのは、途方もないほどの絶望感があるのも確かだ。どこから手をつければ良いのか。せめて、利権をむさぼる組織体でないようになって欲しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初はNHKの設立史っぽい感じ。中盤くらいまではゆるいのでサクサク読める。後半が公共性についての話。かなり政治哲学の話に踏み込んでいくので読み手を選ぶ本。公共性ってなんだろうかと考えるきっかけにはよいのではないかという感想。初学者には薦められない。
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日本で唯一の公共放送であるNHKについて戦前からの歴史も踏まえ、 様々な学術的な理論を交えて考察した良書。 筆者が書いているように 「ジャーナリズムかくあるべし、公共放送かくあるべし」 といった単純な議論ではなく 通信と放送の融合現代における公共放送の可能性や 進んで行く方向性に...
日本で唯一の公共放送であるNHKについて戦前からの歴史も踏まえ、 様々な学術的な理論を交えて考察した良書。 筆者が書いているように 「ジャーナリズムかくあるべし、公共放送かくあるべし」 といった単純な議論ではなく 通信と放送の融合現代における公共放送の可能性や 進んで行く方向性に付いて建設的に議論している。 ただ学術用語がかなり出てきて理解が難しかったり 参考文献からの引用が多過ぎて流れを追うのが難しい。
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