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ネットワーク・パワー 情報時代の国際政治
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ネットワーク・パワー 情報時代の国際政治

土屋大洋【著】

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ネットワーク・パワー 情報時代の国際政治

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版/NTT出版
発売年月日 2007/01/30
JAN 9784757102026

ネットワーク・パワー

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2009/07/17

情報通信だけがネットワークではない。エアライン、造船の発展によって世界はネットワークで繋がっていった。日本のブロードバンドの発展は世界への日本のグランドストラテジーを示すことになりました。ケータイの発展も今後日本の国際社会の中でのグランドストラテジーになるだろう。 情報が政治の...

情報通信だけがネットワークではない。エアライン、造船の発展によって世界はネットワークで繋がっていった。日本のブロードバンドの発展は世界への日本のグランドストラテジーを示すことになりました。ケータイの発展も今後日本の国際社会の中でのグランドストラテジーになるだろう。 情報が政治のアジェンダとなったのは1992年のクリントン大統領時代のゴア副大統領の情報スーパーハイウェイーから。 そして急速なインターネットの発展を見せた。 技術政策は国家のグランド・ストラテジーと大きく関係している。 歴史的に考えてみると情報通信ネットワークの技術が覇権国を作ったわけではない。 英国の海底ケーブルは、英国と殖民地を繋ぐためのものだった。 アメリカでインターネットが活用されているのは、アメリカにルーツがあるだけではなく、政府による政策が大きな役割を果たしている。 川勝の「文明の海洋史観」で、情報革命は近代のパラダイムを生むと述べている。 インターネットの世界でレイヤといわれているが国際関係にもレイヤがある。 中国はハードウェアを製造して世界の工場になろうとしているのに、インドはソフトウェアで世界の下請けサービス業になろうとしている。 ITUでの世界情報社会サミットで、中国はインターネットだけアメリカが握っているのはおかしいと主張。ITUに移管すべきだと主張。 米国国務省は2006年にGIFT(Global Internet Freedom Taskforce) を組織し、中国などの国々のインターネット規制を監視していくと発表。 フリードマンは、フラット化する社会で、新大陸発見をGlobalization1.0とし、産業革命をGlobalization2.0とし、現在がGlobalization3.0と定義している。 インターネットのガバナンスにおいては、政府も1つのアクターにすぎない。アメリカも派遣体制を維持するためにインターネットを使いこなそうとするだろうが、その主役はエンパワーされた人たちである。彼らが国際政治に影響を与えるようになる。

Posted by ブクログ

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