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甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母 フランス書院文庫
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甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母 フランス書院文庫

神瀬知巳【著】

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甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院/フランス書院
発売年月日 2007/05/10
JAN 9784829614938

甘く危険な休日

¥495

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2008/09/13

ねじれた愛の賛歌その4

神瀬作品に共通する重要なファクター、それは「愛」。こんなにも主人公に向けられる愛情のほとばしる官能小説は他に見当たらない、と断言したい。ただ、エロで関心を寄せるのではなく、主人公の生い立ち(どちらかというと不幸を背負っていることが多い)やそれを踏まえて純粋に快活に生きている(ただ...

神瀬作品に共通する重要なファクター、それは「愛」。こんなにも主人公に向けられる愛情のほとばしる官能小説は他に見当たらない、と断言したい。ただ、エロで関心を寄せるのではなく、主人公の生い立ち(どちらかというと不幸を背負っていることが多い)やそれを踏まえて純粋に快活に生きている(ただし無意識ながら超絶倫の)主人公と、それに共感しながら(なぜか)体も求めてしまうヒロイン達との愛の賛歌である。ただし、かなり間違った方向に突き進む困った人達ばかりだが。本作は義母と友人の母という設定。義母は義母で相姦の禁忌に悩み、友人の母は母で息子の友人と・・・と悩む。しかし、その悩みを旺盛に上回る主人公への愛情が全てを台無しにするくらいの勢いでセックスに向かってしまう、愛らしくもダメな人達なのである。なのであるが、この世界観にハマった読者諸兄であれば、義母なんか血縁じゃないんだし、友人の母ってかえってそそるよね、ってな具合で全然OKに思えてしまうから不思議。これもまたヒロイン達の性格描写というか愛らしさが上手に描かれているからだと思う。読んでて「しょーがねーなぁ、こいつら」と微笑ましく呆れてしまうのである。肝心の性行為描写はシチュエーションの上手さも相まってかなり濃厚でいい。エロい。登場人物のねじれた愛情と濃厚なセックスが神瀬作品の肝だと言えよう。しかし、ここでも出てくる最後の○○だけは無くてもいいと思ってしまう。

DSK

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