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トクヴィル 平等と不平等の理論家 講談社選書メチエ389
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2007/06/10 |
JAN | 9784062583893 |
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トクヴィル 平等と不平等の理論家
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
大学時代以来の再読。トクヴィルを学びたい方、民主主義(デモクラシー)について考えたい方には必読の書。各地で非営利組織や地縁組織で地道な組織運営、社会課題解決にあたる取組みは自治の筋肉を鍛えるトレーニングなんだと改めて色んな角度から考えられた。
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なんかここ数年よく目にするようになった気がして、どんな人なのか、そして『アメリカのデモクラシー』という本がどんな人なのか気になっていました。 以前に読んだ富永茂樹氏の『トクヴィル 現代へのまなざし』(岩波新書)よりは、(僕にとっては)こちらの方が随分読みやすく、納得しやすかった...
なんかここ数年よく目にするようになった気がして、どんな人なのか、そして『アメリカのデモクラシー』という本がどんな人なのか気になっていました。 以前に読んだ富永茂樹氏の『トクヴィル 現代へのまなざし』(岩波新書)よりは、(僕にとっては)こちらの方が随分読みやすく、納得しやすかったです。 恐らくそれは「平等(と不平等)」というテーマに絞り、かつまたトクヴィルの生い立ちに絡めて伝記的に本書が書かれているところに立脚するように思います。 フランス革命から王政復古を経て第二共和政へと移り変わるフランスの時代背景も分かりやすくまとめられていて特に世界史の知識がなくても読みやすいのものいいです。 いわゆる憧れの対象としての「自由の国アメリカ」がいかなる条件の下で成立しえたのかが解きほぐされていく様は、なぜ現在に至ってなおトクヴィルが注目されるのは十分に首肯できる内容だと思います。 ところで偶然なのですが、本書と並行してマイケル・ギルモアの『心臓を貫かれて』を読んでいました。 本書がアメリカの理想的な光の側面を強調するものであるとすれば、『心臓を貫かれて』はその光の陰にある闇の部分を明らかにする本であるように思います。 ゲイリーギルモアという人物は考えるほどに、個人の平等と自由が浸透したアメリカだからこそ生まれえたように思えてならないからです。
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