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レ・ミゼラブル-ああ無情-(5) 運命の地下迷路
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レ・ミゼラブル-ああ無情-(5) 運命の地下迷路

ヴィクトルユーゴー【原作】, 平川陽一【編・著】, 里中満智子【絵】

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レ・ミゼラブル-ああ無情-(5) 運命の地下迷路

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 汐文社
発売年月日 2007/03/10
JAN 9784811381077

レ・ミゼラブル-ああ無情-(5)

¥660

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2023/01/01

NHK海外ドラマや名作劇場アニメで気になったレ・ミゼラブル初読。図書館で借りた。全五巻。 子ども向けだが、文学全集よりも読みやすく時短希望者向け。50歳近くになって人生を取り戻したジャン・バルジャン。だが過去の過ちが彼のゆくえを塞ぐ。養女コゼットとマリウスの淡い恋、革命下の動乱...

NHK海外ドラマや名作劇場アニメで気になったレ・ミゼラブル初読。図書館で借りた。全五巻。 子ども向けだが、文学全集よりも読みやすく時短希望者向け。50歳近くになって人生を取り戻したジャン・バルジャン。だが過去の過ちが彼のゆくえを塞ぐ。養女コゼットとマリウスの淡い恋、革命下の動乱、詐欺師夫妻の狂言、その娘の悲恋、警視の執念とその最期。 法律だけでは人は裁けない、正しく生きるとはどういうことなのだろうか。この時期に読んでよかったと思う名作だった。

Posted by ブクログ

2012/06/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

 先日、『レ・ミゼラブル』を読み終わりました。『ああ無情』のタイトルでも有名なあの作品です。子供向けのやつですけどね……。  感想は「一体なんだ、この面白さは!」  大体『ああ無情』というタイトルからして、地味なイメージだったんですよね。だからあまり期待しないで読んだのですが、子供向けとはいえ全5巻、気が付いたら一気に読了しておりました。  古典文学作品というカテゴリーにくくってしまうと、なんだか古臭そうに聞こえるかも知れません。しかしとんでもない、この内容は今の時代でも充分に通用します。  冒険、サスペンス、恋愛、キャラクター、スリル、そしてエンターテインメント! これを読み終わって僕の胸の中に湧いてきた一番の感想は、「小説はぜんぜん進化してない!」というものでした。なんということでしょう、いま一番面白い小説が、200年も前に既に書かれていたなんて。  特に驚いたのは、そのキャラクターたちです。今でこそ「キャラクター小説」といえばいかにも当世風の趣ですが、安直な現代のキャラクター小説など吹っ飛んでしまいそうな、個性と魅力たっぷりの人間たちがもう主役から脇役まで勢ぞろいです。『MONSTER』のルンゲ警部を思わせるジャヴェール警視、一度知ったらもう二度と忘れられないエポニーヌの献身、「萌え系おじさん」としかいいようがないジルノルマン――。  主役クラスになると、さすがにオーソドックスな感じのキャラクターばかりですが、考えてみればそれもキャラクター小説の基本ですよね。鉄腕アトムがいい例で、主人公をごく普通のキャラに、そして脇役を個性豊かにすることで面白いドラマが生まれるのです。  とにかく、「小説は全然進化していない」。この事実はなんとなく知識としては知っていたものの、今回は改めて目の前に突き付けられた形になってしまい、僕はその日一日、もう何も書くことができなかったのでした。  いきなり大人向けのバージョンで読むと、挫折するかも知れません。むしろ子供向けのものこそ、エッセンスが凝縮されている上に文章も平易なのでおすすめです。皆さん、機会があったらぜひ読んで下さい!  漫画が好きな人なら、いろんなものの元ネタが分かって面白い、そんな楽しみ方もできますよ。

Posted by ブクログ

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