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がんと向き合って 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
発売年月日 | 2007/04/30 |
JAN | 9784022615244 |
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商品レビュー
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睾丸に出来たがんと肺全体に転移したがんとの三度に及ぶ闘病記。新聞記者である著者が、紙面に連載したのを一冊にまとめた本。経験談としては10年以上も前の話なので、現在は当時よりもがん治療はかなり進歩している。抗がん剤の副作用は大幅に少なくなっているし、著者は受けていない精神科のケアを...
睾丸に出来たがんと肺全体に転移したがんとの三度に及ぶ闘病記。新聞記者である著者が、紙面に連載したのを一冊にまとめた本。経験談としては10年以上も前の話なので、現在は当時よりもがん治療はかなり進歩している。抗がん剤の副作用は大幅に少なくなっているし、著者は受けていない精神科のケアを、今の自分はセットで受けられている。 しかし、入院中の様子、医師や看護師とのやりとり、見舞いや家族らの看病の様子、患者自身の心理状態など、自分の体験と重なるところが多く、最後までずっと共感しながら読むことができた。特に、著者のケースは、二度も再発しているが、自分は一度目の治療が終わって、再発の疑いが見つかり、再検査を待っている時期。本書の中で、著者が綴っている、その時期の心理状態は、今の自分のそれとものすごく重なっている。 著者がつきあっていた女性が、がんの告知直後に結婚を申し出て、以降は妻となって献身的に看病に付き添ってくれたことは、著者にとって本当に大きな支えになった。読んでいて本当によかったと思えた。 がん患者は、告知の瞬間から「死」と向き合い、同時に「生」とも真正面から向き合って生きることになる。四六時中、常に自分はこれまでどう生きたかを振り返り、残された時間をどう生きるべきかを考えない時はない。身体の中を見ることができないのがもどかしい。なぜ自分だけがと、がんになっていないすべての他人が羨ましく思える。心の中は、そういったジレンマ、葛藤、不安、そしてきっとよくなって欲しい、寛解したい、という希望、それらすべての感情が入り混じって時に激しく、休まることなく渦巻いている。本書で繰り返し綴られる著者の気持ちには共感が止まらない。最近、何冊もがんの闘病記を読んでいるが、人それぞれ、いかに死を達観するか、そのあり方はみんな違うようで、いろいろ考えさせられる。 さすが新聞記者の書く文章は読みやすく、一晩で一気に読んでしまった。三度目の治療がうまく行ったところで本書は終わっており、読む側からするとほっとし、希望が持ててよかった。
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とても考えさせられた。 この本を読むまで、がんをもっと軽く考えてたというか、簡単に治ると甘く考えてた、、、 色んな人に読んで欲しい。 がん患者は辛いんだ。 医学が進んでも治療はきっと辛い。 心も体も。 近くにがん患者がいたらささいな事でも声をかけよう。
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内容(「BOOK」データベースより) 突然、がんを宣告された若き新聞記者。告知からほどなく結婚、二人三脚の長い共闘の日々が始まる。どのように「生と死」と向き合い、現実を乗り越えてきたのか。人はひとりで死んでいくけれど、ひとりで生きることはできない―再発から7年近くを経た現在の心境...
内容(「BOOK」データベースより) 突然、がんを宣告された若き新聞記者。告知からほどなく結婚、二人三脚の長い共闘の日々が始まる。どのように「生と死」と向き合い、現実を乗り越えてきたのか。人はひとりで死んでいくけれど、ひとりで生きることはできない―再発から7年近くを経た現在の心境とともに綴る。第51回日本エッセイスト・クラブ賞受賞の文庫化。 朝日新聞の記者が自身の実体験について書いた闘病記。記者らしい短い簡潔な一文一文。それがストンとたやすく、されど心の深いところに届く。
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