- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
イッセー尾形の人生コーチング
定価 ¥1,430
220円 定価より1,210円(84%)おトク
獲得ポイント2P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 2006/12/25 |
JAN | 9784822245597 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
- 書籍
- 書籍
イッセー尾形の人生コーチング
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
イッセー尾形の人生コーチング
¥220
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
劇の組み立て方、留意すべき視点、なるほど!と思うことでいっぱい。 しかし、最終章のイッセー尾形を支えるスタッフ達の内情は、う~ん どうなんだろう と思ってしまった。雇用を生む点とか、考え方とか、素晴らしいと思う一方、そうすると、作品の質は果たしてそれで上がっていくのか?と思って...
劇の組み立て方、留意すべき視点、なるほど!と思うことでいっぱい。 しかし、最終章のイッセー尾形を支えるスタッフ達の内情は、う~ん どうなんだろう と思ってしまった。雇用を生む点とか、考え方とか、素晴らしいと思う一方、そうすると、作品の質は果たしてそれで上がっていくのか?と思ってしまう。(自分も仕事が出来るかどうかは不安なので、そんなに声高にも言えませんが…)でも、そんなマイナスにすら見えるポイントを引っさげても完成している、と豪語するイッセーさんの作品は見てみたいと思いました。
Posted by
「イッセー尾形の作り方」というワークショップの様子が中心に書かれた本です。ジャンルとしては、自己啓発本に含まれるのだろうが、二枚舌の自己啓発本で、はっとする言葉にあふれている。 以下、本文より引用。 「『すいません。申し訳ありません』と詫びながら、目は挑戦的に睨んでいる。...
「イッセー尾形の作り方」というワークショップの様子が中心に書かれた本です。ジャンルとしては、自己啓発本に含まれるのだろうが、二枚舌の自己啓発本で、はっとする言葉にあふれている。 以下、本文より引用。 「『すいません。申し訳ありません』と詫びながら、目は挑戦的に睨んでいる。そらぁ、不本意の表明に受けとめるよね。いまなら、これはまずいだろうと気づくよ。でも、こっちとしては、目を見なきゃ、見なきゃって思いで、一心に見ている。 まぁ、何を言いたいかというと、心の中と、外から見たときの印象というのはこれぐらい違うものだということ。 逆に、心の中で、舌をだしていても、ずっと下を向いて黙っていれば、謝っているということになる。そういう『社会的なサイン』が社会に出来上がっていて、それと違うことをすると、本人は誤っているつもりでも『けしからん』ということになる。 つまり、社会的に大人になるということは、この記号を覚えていくことなんだよね」(p.88) 「足りなかったり、劣っていたり、過剰だったり。人はそれぞれ欠点を抱えているものです。 思うようにいかないことがある度に自分の「人格」の問題だと考え込んでしまっては、何の改善ももたらしません。能力や技能的な側面と「自分」を分けて考えることができると、日常生活は身軽になれるのではないでしょうか。」(p.100) 本書の要諦は、自分で「自分」から距離を置いて「他人」のようにふるまうこと、ということでしょうか。まぁ、イッセー尾形の本なんだから当たりまえか。
Posted by
イッセー尾形の舞台を生で見たことはないけれど、その名前や顔は昔から知っている。ひとり芝居をして いることも知っている。YouTubeでイッセー尾形の舞台を何本か見たが、かなり面白いですね。根 強い人気があるのも頷けます。 本書は、著者である朝山さんという人が、イッセー尾形と...
イッセー尾形の舞台を生で見たことはないけれど、その名前や顔は昔から知っている。ひとり芝居をして いることも知っている。YouTubeでイッセー尾形の舞台を何本か見たが、かなり面白いですね。根 強い人気があるのも頷けます。 本書は、著者である朝山さんという人が、イッセー尾形とイッセー尾形の舞台の脚本などを手掛けている 森田雄三という演出家のふたりが開催するワークショップに密着取材し、そのワークショップから人生を 素敵に生きるヒントを見つけようという試みの本だ。 なんだか回りくどい言い方をしてしまったが、つまり自己啓発本の一種である。 このワークショップの目的は「ズブの素人を4日間の稽古で舞台に上げてしまおう」というもので、本当 に4日間稽古し、最後にお客を入れて舞台をやってしまう。 イッセー尾形さんはほとんど何もしないでたまにアドバイスを送る程度。ほとんどが演出家の森田さんの 厳しい稽古だ。どう厳しいかというと、その人の内面、つまり本来の姿を引き出そうとするのでイジワル なことを言って参加者を困らせたり、怒らせたり、泣かせたりするのだ。基本的にこういうスパルタ系 (?)が大の苦手である僕なんかは読んでいるだけでその場の空気を想像して震えてしまうし、絶対に間 違っても参加などしないワークショップである。 しかし、このワークショップの目的は「芝居」を習うものではなくもっと他の部分にある。参加者はワー クショップが終わったあとには一皮剥けた自分を見つけることができて清々しい気分になるのだった。 では他の部分とはなにか。それは「自分を受け入れる」ということである。著者の言葉を借りるならば、 「ダメな自分を改め、ステップアップするように求める「自己改造」のセミナーはたくさんありますが、 自分をいじめるのではなく、欠点も含めて「フツーに、中途半端な自分」を肯定的にとらえようとする」 ということ。これはなかなか興味深い。 「自分探し」という言葉をよく聞くが、ここで行われるのは「他人探し」。自分を捨て、他人になりきる ことで逆に本当の自分が見えてくるということなのだ。 「素の自分」で何事にも対処しようとすると、必ず超えられない壁にぶつかったり、歪みが生じて自分が 苦しくなってしまうものだが、そんなときは他人を演じることで自分を守ろうという試み。これはすごく 共感できる考え方だ。 例えば、営業マンなんかは飛び込み営業をやらなければいけないときは憂鬱で仕方がない。素の自分で飛 び込めば門前払いや不当な扱いを受けたとき、本気で凹むものである。そんな時、営業マンという役を演 じるという気持ちで行けばどうだろうか。映画のワンシーンを撮影でもしている気持ちで営業に行き、営 業マンを演じる。そうすればダメでも素の自分が受けるダメージは少ない。気分的には「営業に行くが門 前払いされるサラリーマン役」だから。そういったことなどを含めてもっと楽に生きることのヒントを探 そうというのが、このワークショップなのだ。 それだけではなく、もっと色々なことを色々な考え方から「稽古」していくのだが、それらについて興味 を持った方はぜひ本書を読んでいただきたい。 文章もソフトで軽く読める本なので、読んで損はないかも。
Posted by