鬼・鬼婆の怪談 怖いぞ！古典怪談傑作選1

川村たかし【監修】

• 販売会社／発売会社: 教育画劇/
• 発売年月日: 2007/02/20
• JAN: 9784774608617

商品レビュー

2023/09/14

NDC K388　伝説・民話
「本書では、『酒呑童子』や『鬼退治』など、鬼や、鬼婆が出てくる古典怪談を紹介しています。大きな角のはえた恐ろしい姿の鬼、人をとって食う鬼など、鬼にまつわる恐怖がいっぱいつまった一冊です。小学校中・高学年～中学生向き。」

もくじ
青頭巾 上田秋成 著 ５－１６
酒呑童子 １７－２８
流れてきた鬼の腕 井原西鶴 著 ２９－３４
鬼になった男 浅井了意 著 ３５－４６
地獄八景 ４７－５８
鬼の火あぶり ５９－６６
安達ケ原の鬼婆 ６７－７８
鬼退治 愚軒 著 ７９－８８
困った時の盗人頼み ８９－１００
体を引き裂かれた男 １０１－１１２
安義橋の鬼 １１３－１２４
美しい餅屋の娘 １２５－１３６

著者等紹介
川村たかし［カワムラタカシ］
１９３１年奈良県生まれ。日本児童文芸家協会会長。作品に『山へいく牛』（野間児童文芸賞他）『新十津川物語』全十巻（日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞大賞他）（以上偕成社）、『天の太鼓』（日本児童文芸家協会賞）（文溪堂）など多数。２００１年紫綬褒章受章

2012/05/01

面白いとか面白くないとか。そういうレベルで言えば面白いとは思うけれども、子供向けと思われるのでさほど恐怖は感じられない。
怪談などと言うより、昔話のノリである。
夏の夜に電気代節約をするためには物足りないと思われるが、この手の怪談話の創作の参考にするために読むのならばいいのではなかろうか？