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見延典子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/01/15
JAN 9784062756259

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2013/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どの話も家にまつわる揉め事の短編集 http://booksbooksbooksbooks.seesaa.net/article/337481276.html

Posted by ブクログ

2007/02/11

我が家を建ててから、ようやく3年になる。 あの頃を思い出してみると、大きな失敗はなかったとは思うが、もう少し考えてから判断すればよかったかな・・ と思えることも幾つかある。 やはり「家を建てること」は普通は「一生に一度の大きな買い物」であるので、取り返しがつかないからだ。 ...

我が家を建ててから、ようやく3年になる。 あの頃を思い出してみると、大きな失敗はなかったとは思うが、もう少し考えてから判断すればよかったかな・・ と思えることも幾つかある。 やはり「家を建てること」は普通は「一生に一度の大きな買い物」であるので、取り返しがつかないからだ。 この「家を建てるなら」という小説は、住宅にまつわる様々な問題をそれぞれ短編で仕上げている。 たとえば、「お隣との境界線」「シックハウス症候群」「ふきぬけ」「和室の位置」・・等々。 特にオレが「おー、そんなことあったな」と思い出したのが、「窓」というタイトルの短編。 これは、ある夫婦が新居の設計を有名な建築士に頼んだことから起こる話。 その建築士は、建てる家を「自分の作品」と位置づけていて、夫婦の希望にはない窓を設計図に入れる。 夫婦としては、家を建てるのは自分たちなのに・・とストレスが鬱積してくるのだ。 実は我が家も似たような経験がある。 4年前に複数のハウスメーカーにプランをお願いした際、ある会社は設計士を通じて図面を作成したのだ。 その家は形状も窓も非常にオシャレな家であり、どうも希望とは違う。 もちろんプロなりのイメージで素晴らしいものだった。 しかし、この会社にお願いするとしたら、余計な気遣いをすることになるのかな・・と不安になったのだ。 家を建てることって、夢のようなことであり、それに伴う問題は想像以上にあるものだ。 だからこそ家ができたときの達成感もあるように思う。 この小説は、これから我が家を持ちたいと思う人には必読だと思う。 しかし、読んだ後に「やめたほうがいいかな・・」なんて思うケースのほうが多いかもしれないかも(笑)

Posted by ブクログ

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