幸せな出産のために 無痛分娩のさまざまな方法 家庭医学ブックス

ウィリアムケイマン, キャスリン・J.アレクサンダー【著】, 舘田武志, 角倉弘行【監修】, 中西真雄美【訳】

• 販売会社／発売会社: ランダムハウス講談社/ランダムハウス講談社
• 発売年月日: 2006/12/06
• JAN: 9784270001776

商品レビュー

2013/04/12

自然なお産が一番、痛みは出産する女性の全てが経験するもの、という考え方がなかなか減らないので無痛分娩も増えない。無痛といっても完全に痛みがなくなるわけではないけれど、メリットもいろいろあることを知ることができて良かった。

2012/08/08

漠然と自然分娩を想像していたものの、やっぱり陣痛は辛そうだし・・・出産時いったい何が起るの？と思ったので、最近日本でも市民権を得てきている無痛分娩法のひとつ、硬膜外麻酔を視野に入れ、選択肢の一つとして持っておくために読んだ。

この本の良い所は、硬膜外麻酔以外にも、医療的・非医療的な痛み緩和の方法が紹介されているところ。アメリカを基準に書かれているので、日本の医療機関によってはまだ選べない方法もあるようだが、薬剤を用いる方法から、精神論に拠る方法まで、かなり幅広く提唱されていることを知った。

あとは自分がどういうお産を希望するかで、最適と思われる方法を選ぶこと。いざという時は予定変更も受け入れる柔軟さを忘れないことを心にとどめておきたい。