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壬申の乱 戦争の日本史2
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館/吉川弘文館 |
発売年月日 | 2007/01/24 |
JAN | 9784642063128 |
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壬申の乱
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
筆者(倉本一宏氏)らしい大胆な論を展開している、壬申の乱の総合的な研究書。非常に丁寧に考察されています。以下の点が印象に残りました。 ・大友が徴発した大量の対新羅戦用の兵を、大海人が自己の軍内に組み込み、壬申の乱に勝利した。 ・天智崩御後の大友即位の可能性はなく、まず大海人、その後は葛野王、大津王(皇子)、草壁王(皇子)、鵜野(持統)のうちの誰かが即位することを天智は考えていた。 ・壬申の乱の首謀者は鵜野であり、草壁の即位を確実にするために大友、葛野、あわよくば大津を排除したいと考えていた。 簡単な研究史の整理と今後の課題についてもふれているので、壬申の乱研究の基本的文献として今後も重宝されると思います。
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「戦争の日本史」シリーズの一冊。これまで読んだ壬申の乱関連書籍の中では一番納得感のある内容。近江朝廷の対新羅準備を大海人皇子側がうまく利用したという指摘は非常に興味深いと思う。
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どんどん上部に追記しました 2019.8.23 鵜野=持統天皇こそ乱を起こす動機を持つ(結論) 天武帝の軍の構成はよく言われている地方豪族ではなく中央の大豪族を擁していた(新羅戦の為に集められていた「農兵」をかっさらって使ったのは事実)つまり、近江調停からみな逃げ出していて、お...
どんどん上部に追記しました 2019.8.23 鵜野=持統天皇こそ乱を起こす動機を持つ(結論) 天武帝の軍の構成はよく言われている地方豪族ではなく中央の大豪族を擁していた(新羅戦の為に集められていた「農兵」をかっさらって使ったのは事実)つまり、近江調停からみな逃げ出していて、おもな将軍を見ても人材不足が見えるそうです…違う絵柄が見えるかも 【一休み】8.21(夜)つまみ読みしてます 本郷和人「壬申の乱と関ヶ原の戦い」 遠山美都男「天智と持統」 李寧煕「天武と持統」 林青梧「「日本書記」の暗号」 井沢元彦「隠された帝」 2019.8.21(51~200P)詳細な戦場記録で、瞬間の優位性、そして古代の人名がのちの時代との関わりとか解説されて臨場感あります 「天智は百済渡来人含め多くを官人とした。豪族といさかいも生じた。大海人は即位後に豪族へ堅城物を返還したのは、力を貸し活躍した豪族への配慮政策だった。」この流れね! 8.18昼(21~50P)天武即位後に豪族(諸王)からの献上品(言葉忘れた)を返却していることから、壬申の乱は多くの氏の力を借りたか・・・そいつらにまつりあげられただけなのか(可能性あると思う) さて、対新羅戦のための東国の徴兵ね、そのタイミングだからこそ大海人皇子の(8/20ここから先が無くなっているのに気が付いたので追記)大海皇子による一気に集兵できた。 8/17が最初に感想上げた(忘れた) 唐が2000人を連れて来たのを捕虜の返還説としています 兵を連れて敗戦交渉・同盟交渉説の方が強圧的で(威力外交)ありそうだと思っていました。 日本書紀に記載していないし、捕虜なら記載しそうだし
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