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女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化 中公新書
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女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化 中公新書

稲垣恭子【著】

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女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化 中公新書

定価 ¥858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 2007/02/25
JAN 9784121018847

女学校と女学生

¥825

商品レビュー

3.3

12件のお客様レビュー

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2018/08/19

京都大学大学院教育学研究科長の稲垣恭子氏が、主に明治・大正・昭和(戦前)の女学生についてまとめたもの。最後の章では戦後の女子大生についても扱っています。今や絶滅(危惧?)種である女学生の実態を「文学少女」「手紙」「堕落次女学生」「ミッション」などのキーワードで考察しています。当然...

京都大学大学院教育学研究科長の稲垣恭子氏が、主に明治・大正・昭和(戦前)の女学生についてまとめたもの。最後の章では戦後の女子大生についても扱っています。今や絶滅(危惧?)種である女学生の実態を「文学少女」「手紙」「堕落次女学生」「ミッション」などのキーワードで考察しています。当然、ある程度裕福なお家のお嬢様が中心なのですが、日記や手紙からは、当時の女学生が現代のイメージよりもかなりアグレッシブな生活をしていたことがわかります。学生文化は過去から現代へ一本道で繋がってるんだなと思ってみたり。

Posted by ブクログ

2017/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2007年刊行。著者は京都大学大学院教育学研究科教授。◆戦前期の高等女学校や学生の実態や彼女らへの社会的な目線を解説。「エス」「モダンガール」「ミッションスクール女学生の西洋かぶれ」「文学少女」等々、多様な命名を元にして、その実を解読する。

Posted by ブクログ

2016/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この前に女學校という小説を読んだので 目についた、この本を手に取った 入門書として面白いと思う 女学生についての本はこれが初めてなので 鵜呑みにしていいか分からないが 「エス」なるものがあり(「おめ」とも言うそう) 「マリア様がみてる」を思い出した 当時の上級生が下級生に送った手紙などが掲載されている いきなり言葉を交わすより手紙で 「妹よ」だの「お姉さま」だの初っ端から書いてあり どうぞ、お返事くださいねみたいなことが書いてある マリみては、それが元ネタではないようだが 学校に強要された制度でもないのに現実だと 自発的に妹や姉になることをお願いしていたようだ 「エス」なぞ知らなかったが女子高出の私としては 下級生が先輩に憧れ手紙を出すファンレター的な物は 今でもあるが、まさか上級生が下級生に妹になることを お願いするような世界があるとは知りもしなかった モガ、モボについて これは当時のお洒落さんみたいな感じと思っていたら 当時は不良としての扱いだったようだ モダンガールだとそのような意味合いで使っていたようだが モガだと悪い意味のようで「性的不道徳」とまで書かれていた あの頃は男女七歳にして席を同じうせずの時代だった筈 そのせいか、不良少年の誘惑の手口もサラッと記載有り 今で言うナンパなのかな誘惑って普段使わないような 興味深い内容でした 他には女学生の好きな科目や稽古事などの統計などが載っていました

Posted by ブクログ

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