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カラスの常識 寺子屋新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 子どもの未来社/子どもの未来社 |
発売年月日 | 2007/02/28 |
JAN | 9784901330732 |
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カラスの常識
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
カラスはちょっと怖い。でも、相手をよく知れば怖さも減るかも。 ハシブトガラスはちょんちょん飛んで歩き、ハシボソガラスはトコトコ歩くのが多いらしい。そんな違いを知ったらなんだかかわいく思えてきた。
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- ネタバレ
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カラスはスカベンジャーとも言われる種類の鳥です。スカベンジャーとは、ゴミや死体などを食物として、自然界の掃除役を担う動物を表わす言葉なんだそうです。それが、たとえば東京に大集中して、ゴミをあらし、人生を謳歌して、どんどん増えていきもしました。著者は、それは、ルールを守らない人間によってカラスを招き入れたのだ、というように分析しています。ゴミの日を守らない、ゴミをきちんとした体裁で出さない、カラス対策にネットをかけるのも怠る、などによって、カラスはとても生きやすかったわけです。そんなことをしながらも、行政の方ではカラスを捕獲し、全国では年に40万羽ほど殺処分しているそうです。学校にカラスの巣ができて、親ガラスが児童を攻撃するから駆除しようとなると、その児童たちの意見として、「人間の邪魔をするのだから、殺されて当たり前」というものが飛び出したりもするのだとか。カラスが増えたのは人間の暮らしかたによるもので、そして、減らそうと捕獲し処分するのは人間の都合。そして、そんなあり様を見たり感じたりしながら、子どもたちのこころは荒んでいく、と著者は危惧します。そのあり様を作っている大人たちも、こころは荒んでいて、それを気にも留めていないのかもしれない。
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よくみる鳥なので何かとわかっているのか、と思っていたら、主食すら、「推定」。 ただいろいろな未知の話は一杯入っていて、 「カラスは見て餌を探す」(紙で多いをかけると探せない) 「自分の巣の近く=テリトリーに入ってきたり、巣を除く行為をするとそれをした人間を見分け、正確に攻撃す...
よくみる鳥なので何かとわかっているのか、と思っていたら、主食すら、「推定」。 ただいろいろな未知の話は一杯入っていて、 「カラスは見て餌を探す」(紙で多いをかけると探せない) 「自分の巣の近く=テリトリーに入ってきたり、巣を除く行為をするとそれをした人間を見分け、正確に攻撃する」 「ただし、人間との体力差を自覚しているせいか人間が後ろを向いたところで後頭部を蹴る、という攻撃に特化している」 カラスはよく嫌われるがだからといって駆除の対象にするのはどうかと思う。都市部では「自然のバランスを取り戻す」と言ったところで何が自然か、という話になる。 結局カラスが目障り、という人間のエゴに帰結するのではないか。
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