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愚か者ほど出世する 中公文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2007/05/25 |
JAN | 9784122048638 |


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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
愉快な本。まぁ、読んで怒り出す人もいるかもしれないが… 真面目に読んではいけないと解説を書かれた養老先生がおっしゃっている。 でも、案外本当なんじゃないかと思うフシもある。 人類はバカになっていくことで環境に適応しようとしているというのが、著者のピーノ・アブリーレさんの仮説であ...
愉快な本。まぁ、読んで怒り出す人もいるかもしれないが… 真面目に読んではいけないと解説を書かれた養老先生がおっしゃっている。 でも、案外本当なんじゃないかと思うフシもある。 人類はバカになっていくことで環境に適応しようとしているというのが、著者のピーノ・アブリーレさんの仮説である。 今の世の中、知性を働かせると生きにくいことは確かである。ぼけぇ~っとしているに越したことはないと思うことばかりの昨今である。 本書は数年前、古書店で見つけて、養老先生の解説を読んでたいそう購買意欲が湧いたのであるが手持ちがなく断念した思い入れのある本。まさかの近所のブックオフ108円コーナーに出現し、即買いであった。ブックオフ恐るべし!あと、人も本もその他もろもろ出逢うべき時に出逢うものだなぁ~としみじみである。 Mahalo
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アプリーレ"愚か者ほど出世する"を読む。 イタリア人ジャーナリストによる人間社会の観察。 集団はその中の最低レベルの知的水準に合わせて機能する、との発想から世の理不尽の構造に迫る。隠者の風あり。 ◯能力のある者は、階級構造の網の目のなかにはまってしまうと...
アプリーレ"愚か者ほど出世する"を読む。 イタリア人ジャーナリストによる人間社会の観察。 集団はその中の最低レベルの知的水準に合わせて機能する、との発想から世の理不尽の構造に迫る。隠者の風あり。 ◯能力のある者は、階級構造の網の目のなかにはまってしまうと、無害にされてしまうのだ。そうなった場合、彼らにできる唯一のことは、自分もバカになることである。規則を守り、言われたとおりに行動するのだ。要するに、疑問はしまっておいて、すでに決まっているやり方に従うわけだ。…有能な者の多くは、自分が置かれた社会の構造が救い難くばかげていることがわかると、じゃあ直してやろう、と誤ったことを考える。そして社会を少しはましにしようと努力するうちに、結局自分をだめにしてしまう。 ◯無益なのは、その種の戦いは間違っているからだ。それを知っているから、自分が属する組織のバカさかげんに自分を合わせる。しかし自分の知的資源はなおざりにするわけではない。それはひまな時間にせっせと養う。 ◯天才でなくとも非常に有能な人材を必要とする階級組織は、人材の補充が難しいので、やがて敗退してしまう。バカから成る社会構造は栄え、知的な構造は死滅してしまうのだ。ここから次のような結論が引き出せる。 のさばるのはバカばかり。 これが知性の終焉についての第四法則である。 ◯能なしが官僚組織のトップに昇ると、自分の無能を隠したり補ったりしなければならないという問題が生じる。…ひとつのことがうまくできない人は、いろんなことをしようとする。自分の仕事を立派にやり遂げることができないと、他の仕事をもってくるのだ。(かわりの仕事ではなくて、もうひとつの仕事だ。)そうすれば自分が正当化できる。 「こんなにやることがあるんだから、こなすだけでも容易じゃない。それを立派にやれなんて、いい加減にしてくれよ…」 しかしその行動は、かならずしも自覚されているわけではない。その人はそれを得々としてやっているのかもしれないのだ。 ◯あらゆる政体が、知性ある者を窒息させることにかけては手抜きをしない。知者はいかなる組織にも不要であるだけでなく、厄介者だし危険な存在でもあるからだ。思慮深い人は度肝を抜くような質問をしたりする。こんな具合だ。 「あのバカがわたしの上司だなんて、そんなことがありうるだろうか?」(大ありなのだ。)
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バカな人ほど生存能力が高いのではなくて、優秀な人は阻害されるのだ。 出世するのは、有能である証拠を見せるからではなく、就いたポストでいかに無能かを証明できるからなのだ。 これはビジネス書でなくて人類学の本。
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