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名盤鑑定百科 室内楽曲篇
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名盤鑑定百科 室内楽曲篇

吉井亜彦【著】

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名盤鑑定百科 室内楽曲篇

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社/春秋社
発売年月日 2007/03/20
JAN 9784393935149

名盤鑑定百科 室内楽曲篇

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2022/04/24

「名盤鑑定百科シリーズ」の完結となる第6巻目。このあと、別巻の「バッハ篇+バロックの作曲家たち」と、「ニューデータ集」の2冊が出版されているが、ジャンル別としては本書で完結となっている。 「名盤鑑定百科」は初めからシリーズとして出版する予定はなく、最初に交響曲篇を出版して好評だ...

「名盤鑑定百科シリーズ」の完結となる第6巻目。このあと、別巻の「バッハ篇+バロックの作曲家たち」と、「ニューデータ集」の2冊が出版されているが、ジャンル別としては本書で完結となっている。 「名盤鑑定百科」は初めからシリーズとして出版する予定はなく、最初に交響曲篇を出版して好評だったので、続編が出版され、それが繰り返され、ついには、全ジャンルの出版に及んだという経緯を持つ。室内楽曲は、一般的に人気が高いジャンルとは言い難いので、最後になったのだろう。 「名盤鑑定百科シリーズ」の構成はシリーズを通して一貫している。それは、読み物としても楽しめる楽曲の概説と、35文字程度の批評文の付いたディスクリストという構成である。 曲の概説は一般的な音楽書に記載されている概説やアナリーゼなどとは異なり、色々な例え話を挙げたり、様々な角度から楽曲にアプローチしたりすることで、読者の理解を深めようと試みている。したがって、読みやすく、また、読み物としても面白く仕上がっている。個人的には吉田秀和氏アプローチの仕方に近いものを感じる。 書き方、内容もシリーズを通して一貫しているので、「名盤鑑定百科シリーズ」のどれか1冊が気に入ったり、参考になると思う人であれば、本書も同じく気に入るだろう。取り上げられている曲も、レコ芸の「名曲名盤シリーズ」などから逸れることなく、順当なものになっている。室内楽曲に興味のある人であれば必携の本と言える。

Posted by ブクログ

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