さあ、犬になるんだ！

クリス・ヴァンオールズバーグ【著】, 村上春樹【訳】

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2006/12/30
• JAN: 9784309269337

商品レビュー

2024/10/30

絵に迫力はあるけど、見ていくとちょっとなあ、気持ち悪い。見に行った手品師の催眠術を妹にかけてしまうという話だが、うーむという感じ。

2024/07/13

96冊目『さあ、犬になるんだ！』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 著、村上春樹 訳、2006年12月、河出書房新社)
オールズバーグらしい、ちょっぴり奇妙でいじわるな絵本。全篇セピアカラーで描かれたイラストは、不気味さとコミカルさが同居しておりとても印象的。子供たちの表情が非常によく描き表されており、特に少年たちのしたり顔の憎たらしさったらない。
ただ、捻りの効いた物語なのに、冒頭のあらすじでほとんどネタバレしてしまっているのはいただけない。

〈チョコレートチップはね、あたしの大好物なんだ〉

2023/02/22

悪戯好きのｶﾙｳﾞｨﾝは､誕生日に母親から貰ったﾁｹｯﾄで､仲良しのﾛﾄﾞﾆ-と催眠術師の｢偉大なﾛﾏｯｸｽ｣のショーを見に行って､すっかり魅了されてしまう｡二人はうちに帰ると､さっそく妹のﾂｩﾙ-ﾃﾞｨ-に催眠術をかけて｢お前は犬になるんだ!｣と命令すると…｡ｾﾋﾟｱ色の絵と相まって､ひねりの効いた展開が冴えるC.V.ｵｰﾙｽﾞﾊﾞ-ｸﾞ作､村上春樹ｻﾝ翻訳による大人の幻想絵本。