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おねだり女房 影十手活殺帖
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おねだり女房 影十手活殺帖

宮本昌孝【著】

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おねだり女房 影十手活殺帖

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/03/20
JAN 9784062138864

おねだり女房

¥110

商品レビュー

3

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2007/07/31

鎌倉の東慶寺、通称「駆け込み寺」を題材とした本。二人主人公の様な流れで物語は展開していく。片や若者で、肉体労働系、もう一方は頭脳労働で司法を司る少し大人の男。それに関わるお庭番の息女、若者の父親を揃えて、亭主から離縁をしたい妻女を助けていく。巻末に大人の方が云う科白「げにおもしろ...

鎌倉の東慶寺、通称「駆け込み寺」を題材とした本。二人主人公の様な流れで物語は展開していく。片や若者で、肉体労働系、もう一方は頭脳労働で司法を司る少し大人の男。それに関わるお庭番の息女、若者の父親を揃えて、亭主から離縁をしたい妻女を助けていく。巻末に大人の方が云う科白「げにおもしろきは女子(おなご)、げに愛しきも女子よの」に独り頷くも、尚ひとつ書き加えたい、「げに恐ろしきは女子」(苦笑)女性の方々は腹立て召されぬ様に。これが男の本心でしょう、強がり云っても、貴女方の掌の上で踊らされているのですよ。

Posted by ブクログ

2007/05/20

2001〜2006年〜"助六小僧":芝居好きの小間物屋の亭主を持つ女房が,鎌倉東慶寺にやってきた。寺役人の野村市助が餅平の和三郎を調べると,亭主は既に殺されていて芝居で目を付けた武家の娘を手込めにする犯人と疑われていた。"おねだり女房l":...

2001〜2006年〜"助六小僧":芝居好きの小間物屋の亭主を持つ女房が,鎌倉東慶寺にやってきた。寺役人の野村市助が餅平の和三郎を調べると,亭主は既に殺されていて芝居で目を付けた武家の娘を手込めにする犯人と疑われていた。"おねだり女房l":7度目の駆け込みをしようとする女房は材木問屋の娘で姑の嫁いびりが酷いというが,亭主と舅におねだりが聞き入れられと帰っていく。8度目は亭主だけが慌てて飛んできた。拐かしの犯人は舅だった。"長命水と桜餅":屋根から落ちた父を看病していた大年増は,偶然惚れていた板前と祝言を挙げたが,亭主が狙っているのは間もなく自分のものとなる拾った金30両だった。"雨の離れ山":大目付の女房が攫われ奪還しようとしてる最中に自害してしまう。お庭番の娘で和三郎と相思相愛の紀乃が下野の農家の女房と付き添って東慶寺へ向かう最中に襲われて攫われてしまう。その間,和三郎は松本から来た駆け込み女の不思議を探っていた。松本水野藩の殿様が起こした刃傷沙汰が改易による浪人を生み,殿中で役に立たなかった役人が抜擢された者たちを恨んでの犯行だった〜最後の話だけは,いろいろな絡みがあって面白かったが,あとは単純すぎて,時制を逆転するだけで勿体を付けている。東慶寺の不思議だけがヒントの作品で,中編は新しい雑誌のために書いたものだね

Posted by ブクログ

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