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脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | スカイビュープランニング/河出書房新社 |
発売年月日 | 2006/12/23 |
JAN | 9784309907093 |
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脳ひとり歩き時代
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1. 身体論の重要性 - 人間の身体はその進化の過程で「垂直の身体軸」を獲得し、これにより知的存在としてのホモ・サピエンスが形成された。 - 「植物性身体」は、脳と身体が融合した理想的な状態を指し、直観的かつ超越的な存在としての身体を強調する。 2. 植物性身体と動物性身体の違...
1. 身体論の重要性 - 人間の身体はその進化の過程で「垂直の身体軸」を獲得し、これにより知的存在としてのホモ・サピエンスが形成された。 - 「植物性身体」は、脳と身体が融合した理想的な状態を指し、直観的かつ超越的な存在としての身体を強調する。 2. 植物性身体と動物性身体の違い - 植物性身体は自然と調和し、成長や静かさを象徴しているのに対し、動物性身体は周囲を警戒し、外的な刺激に反応しやすい。 - 植物性身体は自己を超え、他者と共存することを目指す一方で、動物性身体は競争や利己的な行動が強調される。 3. 脳科学の限界 - 現代社会では「脳化」が進んでおり、脳と身体の関係が混乱している状況を指摘。 - 養老孟司氏の「バカの壁」や「唯脳論」に触れ、心と身体の乖離が心身症的な社会現象を生んでいることを考察。 4. 心身症と現代人の課題 - 心と身体の不一致がもたらす様々な症状(無気力、依存、過食など)を具体的に挙げ、現代人が抱えるストレスの影響を分析。 - 知識と身体の実践が乖離しているため、身体的な健康を回復するためには新たなアプローチが必要と述べている。 5. 呼吸法と身体の調和 - 呼吸法を通じて身体のエネルギーの循環を改善し、心と身体の統合を図る方法について詳細に説明。 - 植物性身体を実現するためには、呼吸の質を高め、身体を大地に「ゆだねる」ことが重要であると強調。 6. 文化と身体性の関係 - 日本人の身体性において、縄文時代からの植物との関係が深く、文化的背景を考慮した身体性の理解が必要。 - 武士道や武道の身体性は理想化されがちだが、実際には身体的な実践が不足しているとの指摘。 7. 植物性身体の時代の必要性 - 現代社会において、脳化した身体の理解を超え、身体のリアリティを認識する必要があると主張。 - 「植物性身体」を実現することで、自己浄化や生命力の復権を促進し、より良い生き方を探求することが求められている。 8. 結論 - 本書は、身体の重要性を再認識し、脳科学や心身症の理解を深めることで、現代人が直面する課題解決の糸口を提供している。 - 植物性身体の実現に向けた呼吸法や身体の使い方を通じて、心と身体の調和を図り、より豊かな人生を目指すことが提案されている。
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以前読んだ『「阿修羅」の呼吸と身体』にも書いてあったが呼吸について吐くことよりも吸うことを重要視しているのは呼吸関連の本の中ではこの方だけだと思う。 そしてその考えに私は同意する。
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挑戦的とも過激ともとれる筆致ながら、ぐいぐいと読まされてしまった。同時に日本人の和の文化ということも改めて考える好機となる書であった。
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