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子ども虐待という第四の発達障害 学研のヒューマンケアブックス
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子ども虐待という第四の発達障害 学研のヒューマンケアブックス

杉山登志郎【著】

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子ども虐待という第四の発達障害 学研のヒューマンケアブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学習研究社/学習研究社
発売年月日 2007/05/07
JAN 9784054033658

子ども虐待という第四の発達障害

¥550

商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2023/04/27

10年以上前の本だが、いま読んでもなかなか良い本だと思う。発達障害と愛着障害の鑑別など、臨床実践に基づいたデータが多くて貴重な資料である。脳科学的なデータも紹介されており、一冊でかなりの満足感。 今でこそトラウマインフォームドケアの概念が本邦でも広まり、発達障害と思われる子ども...

10年以上前の本だが、いま読んでもなかなか良い本だと思う。発達障害と愛着障害の鑑別など、臨床実践に基づいたデータが多くて貴重な資料である。脳科学的なデータも紹介されており、一冊でかなりの満足感。 今でこそトラウマインフォームドケアの概念が本邦でも広まり、発達障害と思われる子どもの背景にトラウマが潜んでいることに目を向けられるようになったが、それ以前からこうした実践をしていたことが驚きである。自我状態療法やEMDRも当時からしていたのかと思うと、本当に頭が上がらない。

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2022/01/16

P.174 レジリアンシーの反対、ぜい弱な個体の特徴の方が、子ども虐待のケアには学ぶものが多いと思う。それはちょうど強い個体の反対の次のような特徴である。 無力感、孤立、低いコミュニケーション能力、状況に対する受け身性、知的なハンディキャップ、衝動性、暴力的、著しく低いストレス...

P.174 レジリアンシーの反対、ぜい弱な個体の特徴の方が、子ども虐待のケアには学ぶものが多いと思う。それはちょうど強い個体の反対の次のような特徴である。 無力感、孤立、低いコミュニケーション能力、状況に対する受け身性、知的なハンディキャップ、衝動性、暴力的、著しく低いストレス耐性。こうした状況をつくらないことこそが、我々がなすべきサポートだが、これまで述べたことから分かるように、困ったことに上記のような特徴は、実は被虐待児のもちやすい特徴にぴったり重なるのである。それでも確かに、被虐待児の中にも、明るさや人への信頼を失わない子どもたちも存在する。その特徴を敢えて取りあげてみると、次のようになる。 「人からのサポートを受け入れることができる」「記憶の断裂が比較的少ない」「衝動性が比較的乏しい」

Posted by ブクログ

2016/07/25

杉山は発達障害の権威らしい。日本で軽度発達障害という概念を樹立した人物でもある。海外の研究や事例も豊富だ。しかし人間性が伝わってこない。本の体裁も変わっていてフォントが大きい二段組で読みにくい。私が誤読しているかもしれないので、お気づきの点があればご指摘を請う次第である。 htt...

杉山は発達障害の権威らしい。日本で軽度発達障害という概念を樹立した人物でもある。海外の研究や事例も豊富だ。しかし人間性が伝わってこない。本の体裁も変わっていてフォントが大きい二段組で読みにくい。私が誤読しているかもしれないので、お気づきの点があればご指摘を請う次第である。 http://sessendo.blogspot.jp/2016/07/blog-post_25.html

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