![運のつき 新潮文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001551/0015516426LL.jpg)
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-02-08
運のつき 新潮文庫
![運のつき 新潮文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001551/0015516426LL.jpg)
定価 ¥481
220円 定価より261円(54%)おトク
獲得ポイント2P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
2/21(金)~2/26(水)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2007/03/28 |
JAN | 9784101308340 |
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-680-160.png)
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
2/21(金)~2/26(水)
- 書籍
- 文庫
運のつき
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
運のつき
¥220
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
養老先生は考えることに手抜きしませんね。世間で常識とされていること、暗黙の了解とされていることも「そういうもんだ」では済まさない。「科学とはこういうものだ」「論文は英語で書くものだ」という固定観念に従えば、はっきり言って楽です。あれこれ面倒なことを考えなくていいから。でも実は「考...
養老先生は考えることに手抜きしませんね。世間で常識とされていること、暗黙の了解とされていることも「そういうもんだ」では済まさない。「科学とはこういうものだ」「論文は英語で書くものだ」という固定観念に従えば、はっきり言って楽です。あれこれ面倒なことを考えなくていいから。でも実は「考えない方がいい」ということがらはない。思想の自由といえば大袈裟に聞こえるかもしれませんが、いつの間にか「自分で考える」ことができなくなるとしたら…空恐ろしいですね。 鬼畜米英で育ち、安保闘争、大学紛争の嵐を経験した著者は、戦争か平和か、非常か日常かと真剣に考えつめて〈日常〉を選んだ。学問をすることは飯を食うのと同じ。それを証明しよう。こう決意し、人生の目的は東大で教えることではなく、ちゃんと生きることだという結論に至った……「死、世間、人生」をずっと考え続けてきた養老先生の、大事な言葉が一杯詰まっています。 養老先生の思考はその深さがとんでもないだけでなく、スリリングです。何せ世の中で当然とされている「確固たる自我」だとか「個性」だとかもぶった切るわけですからね。「そもそも、人体を構成する物質は数年もすれば入れ替わってしまうのだから、数年前の自分と現在の自分が『同じ』なわけないじゃないか。何が近代的自我だ。何が自分探しだ。」養老節、痛快ですね。「個性」を独自性と勘違いしている人にも「本当に個性的なら他人に理解できないでしょ。でも『個性』があると思わせてきたのが、西欧近代的自我なんです。」いやぁ、手厳しくもありますが、変わり者とされてきた養老先生の『バカの壁』がベストセラーになるということは、変なのは世間の方じゃないのか?という養老先生の鋭い分析にも脱帽です。
Posted by
死に関する考察から入る。 誰でも死ぬと言った当たり前のことからここまで深く考えることができるのか、と感動した。 一人称の死、二人称の死などの考え方は面白かった。一人称の死は確かに体験することがないため、本当の死ではなさそう。 大賢は大愚に似たり 確かに考えてない人と深く考えた人...
死に関する考察から入る。 誰でも死ぬと言った当たり前のことからここまで深く考えることができるのか、と感動した。 一人称の死、二人称の死などの考え方は面白かった。一人称の死は確かに体験することがないため、本当の死ではなさそう。 大賢は大愚に似たり 確かに考えてない人と深く考えた人の結論が同じになることは知っていた。しかし、そこで自分の思考は停止していたが、状況が変わったときの対応が違ってくるという所まで考えてなかった。 最後の解説にもあるが、物事の本質を正確に突き、それを日常の誰にも分かる現象を使って明確にしている。 極端なことを考えて、それによって中間をとることは思考の整理がしやすくて良さそうだった。 両極をとる考え方を意識していきたい。 この本は何度か読み返す。
Posted by
『唯脳論』(ちくま学芸文庫)や『バカの壁』(新潮新書)などのベスト・セラーを刊行し、独自のものの見方・考え方で読者を啓発しつづけてきた著者が、みずからの来歴を振り返りつつ、どのようにしてその独創的な考えにたどり着いたのかを語っている本です。 自伝的なエッセイで、かなりくだけた語...
『唯脳論』(ちくま学芸文庫)や『バカの壁』(新潮新書)などのベスト・セラーを刊行し、独自のものの見方・考え方で読者を啓発しつづけてきた著者が、みずからの来歴を振り返りつつ、どのようにしてその独創的な考えにたどり着いたのかを語っている本です。 自伝的なエッセイで、かなりくだけた語り口でつづられており、気楽に読むことができます。著作の性質上やむをえないことではあるのですが、これまで著者がさまざまな本のなかで語ってきたことと重複が多く、あまり新しい切り口は見られなかったようにも思います。
Posted by