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蝶よりも華よりも シャレード文庫
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蝶よりも華よりも シャレード文庫

犬飼のの【著】

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蝶よりも華よりも シャレード文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房/二見書房
発売年月日 2007/04/27
JAN 9784576070629

蝶よりも華よりも

¥220

商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2016/06/05

犬飼のの先生の作品だいすきなんだけど、この話はけっこうイタかった…。もっと早く幸せになれるだろーーーとヤキモキする。世界観としては遊郭✕SFな感じで、相変わらず舞台設定がちゃんとしていて男性同士の恋愛にかんしてちゃんと説明がされているので、安心して読める。

Posted by ブクログ

2013/10/07

昔から犬飼さんの作品が好きで、表紙が彩さんのゴールデンコンビということもあって購入しました!まず挿絵の美麗さで買う価値はあると思います。 毒を含んだ世界観は犬飼さんらしいと思いました。居住や名前の身分差別などとても細かくて入り込みやすい。こういう中二っぽい設定大好きです。苦界...

昔から犬飼さんの作品が好きで、表紙が彩さんのゴールデンコンビということもあって購入しました!まず挿絵の美麗さで買う価値はあると思います。 毒を含んだ世界観は犬飼さんらしいと思いました。居住や名前の身分差別などとても細かくて入り込みやすい。こういう中二っぽい設定大好きです。苦界に身を落としても気丈なソラは強気受け好きな私は萌え滾りました(涎 攻めとの情事は少なめですが、そこを書きたかったわけではないと思うし、話がしっかりとしているので気になりませんでした。(エグイ性的いじめはあるけど)ただ、湊のキャラが普通過ぎて印象に残らないのが残念でした。 個人的には楼主様のほうがかっこよくて好きだなー そこを除けば良作でした^^

Posted by ブクログ

2012/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 湊は、元々は特別階級である「レア」だったが、父が亡くなったことにより、その生い立ちの複雑さから、その地位から追い出され、孤児院へ身を寄せることになる。  そこにいたのがソラ。  ソラは、金髪に紫の瞳、という見た目から仲間たちからいじめを受けていた。  けれど決して折れようとしないそのソラの心行きに、湊は徐々に惹かれていく。  しかし、自分の見た目へのコンプレックスから、決して湊の気持ちを受け入れようとしなかったらソラは、ある日、新しい所長に襲われかけてしまう。  何とかそこから逃れようと抵抗したソラだったが、そこに現れた湊がソラを守るために所長を殺しかけてしまう。  そのことが原因で湊は刑務所に入ることになると同時に、目に障害を負うことになった。  湊は、父と同じ職業である航宙士になろうとしていたが、航宙士には目のよさも必要不可欠で、湊はその夢を諦めざるを得ない状況になる。  そのことに責任を感じたソラは、湊の目の」治療費を稼ぐべく、色街へと向かった。  そこで、大見世と呼ばれる「胡蝶楼」の楼主に引き取られたソラは紫織太夫の見習い遊女として、太夫の候補の一人として、躾けられていく――  という話でした。  その他にも何かいろいろな要素があったような気がしましたが、とりあえず、私の中ではこんな感じの話でした。  結局、無事にソラはお金を稼ぎきって、それを湊に渡すけれど、出所した湊はその時の車をヒントに、胡蝶楼までお金を返すのと、一目ソラに会いたいと思っていた湊はソラを訪ねてくる。  ソラは、何とか湊を追い返そうとするけれど、楼主に湊と会うように命じられ、太夫の胡蝶として、湊に会うことを余儀なくされる――  という話でした。  未来遊廓物語――というべきか何と言うか。  今回の二人の話にはあまり関係なかったので、ざくっと割愛した設定とかもあったんですが、この世界には女の人が激減していて、男が男を嫁に取ることが当たり前の世界で、それゆえ男が遊廓にいても不思議じゃない、という感じでした。  個人的には遊廓モノ大好きなので、これもかなり好きな部類の話になるんですが、どうもソラの性格がイマイチ一貫性がないような気がして、そこだけがとっても気になりました。  自分の幸せよりも、人を優先してしまうようなところがあったと思えば、「いつかみ返してやる」という思いで因縁のある同じ見世の太夫を蹴落としてしまったり――  挙句の果てに「迎えにきてほしい」と言ったのに、その迎えが実際に来たら「やっぱりいけない」とか言い出したりして、大分いらっとしました。  もちろん、ソラが言い出したのには楼主が余計なことを言ったっていう理由がなくもないんですが、この楼主も楼主で、本当はいい人なのか、本当に悪い人なのか、さっぱりわからない。  その辺りのブレがかなり気になってしまいました。  二人の物語、というよりも、遊廓モノの雰囲気を味わいたい方にはオススメします。

Posted by ブクログ

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