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最後の命
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最後の命

中村文則【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/06/13
JAN 9784062139595

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商品レビュー

3.4

28件のお客様レビュー

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2022/05/04

中村氏のは全部追っかけてると思い込んでいたのに、これが抜けていました。2007年ですからかなり初期ということですね。  悪ということに正面から向かってやはり悪は勝ってはいけないけれど、排除はしたくないという複雑な思いが伝ってきて好感が持てる作品です。あがいているのがいいですね。...

中村氏のは全部追っかけてると思い込んでいたのに、これが抜けていました。2007年ですからかなり初期ということですね。  悪ということに正面から向かってやはり悪は勝ってはいけないけれど、排除はしたくないという複雑な思いが伝ってきて好感が持てる作品です。あがいているのがいいですね。  追っかけだからいえるのであって、作品としてはまだ粗削りすぎたかなということで☆3個。

Posted by ブクログ

2021/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

過去に、衝撃的な出来事を経験してしまった二人がそれぞれ縛られ、それぞれに違った、とてつもない影響を及ぼされてしまった。  レイプを目撃するという、その出来事さえなければ、普通に生活できていたかもしれない、少なくとも今みたいに悩んだり 生きることに苦しくなっていなかったかもしれない、 でももしかしたら、その出来事がなくても、自分の恐ろしいもう一人の自分からは逃げられなかったのではないか、 などと、自分についていつまでもいつまでも深く深く考え悩む姿は、共感してしまう。 人と違う、明らかに自分はおかしいと思う部分があると、それを隠そうと表面的にはとても上手に取り繕うとする。それができるほど、本来の自分とのギャップに差がありすぎて、自分がぼろぼろと壊れていく気がするんだよなぁ、と。 なんとなく、主人公のやっていること、考えてること、分かる気がした。 こんなにも矛盾だらけの人の気持ちに、深く入り込むことができて、 そんな経験ができたので、この本を読んで良かったとは思う。 最後に、主人公が窓の外に、豆電球で安っぽい光を灯すシーンの終わり方はなかなか良かったと思う。 小説の真ん中らへんで、 クリスマス前にライトアップされたそれぞれの家のイルミネーションに、 主人公の恋人が、 幸せな家に見えるね と話していたところにつながるからだ。

Posted by ブクログ

2018/02/03

幼少期に負ったトラウマ。 その後も歪み、軋み続ける心。 罪とは、罰とは、狂うとは、生きるとは。 全編苦しみ悶え続ける。

Posted by ブクログ

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