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参議院なんかいらない 幻冬舎新書
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参議院なんかいらない 幻冬舎新書

村上正邦, 平野貞夫, 筆坂秀世【著】

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参議院なんかいらない 幻冬舎新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/幻冬舎
発売年月日 2007/05/30
JAN 9784344980402

参議院なんかいらない

¥110

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2013/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主に小泉の郵政選挙前後の参議院のあり方について、 村上・平野・筆坂元参議院議員が語っている。 前回 「日本の選択 あなたはどちらを選びますか? 先送りできない日本2」 (http://booklog.jp/users/syura12/archives/1/404110369X) で参議院の優越について、自分なりに疑問が出たので まさにこの疑問を解決してくれそうなタイトルだったのでジャケ買い。 以下、この本のまとめ。 ①参議院は本来、政局とは一歩離れたところで、国益中心に立って物事を判断するのが参議院の責務。 →参議院は日本の政治の在り方はこれで良いかという、政治の本質論を話す場。 ②参議院は内閣の解散権が及ばないという意味で、対内閣との関係では相対的に強い。 →政局に翻弄されることなく、国政の重要問題を長期的な視野から議論し、国政に生かすことができる。 衆議院が地域と密着し、日常的に惹起する問題へ対応するに対し、参議院は大所高所からの意見を期待される。 →but選挙でしか選ばれない選挙制度。参議院選が政局に関わってしまう本質がある。 →つまり、参議院の選挙制度を憲法論として議論をしなくてはいけない。 ③内閣総理大臣の指名権を持たない →与党の党首選は事実上の総理大臣選挙。これを行うことで、参議院のご機嫌とりが必須になる。あくまで、参議院は良識の府であるべきである。 今まで参議院は衆議院で議決されたものをただ追認するだけの機関だと思っていた私は本当は参議院にそんな役割があったのかと、目から鱗。 この本自体は2007年に書かれているが、その時に挙げられた課題は今も改善されていないのではと感じる。 面白いんだけど、自分の政治に関する知識が低すぎて、 いちいち調べないといけないのでやっかいでした。。 そもそもの政治論から読まないとダメかな、そろそろ。。 この後の課題 ・亡国(展望社)を読む ・新清水宿舎建設 ・文書通信交通滞在費 ・参議院事務局 ・貴族院と戦争の関係性 ・生長の家 ・孟子 公孫丑編

Posted by ブクログ

2012/09/30

すでに議員を辞職した(罷免された?) 元参議院の大物政治家3人の対談本。 岡目八目全開のネタ本かと思いきや 良識に飛んでいて素直にびっくり&タメになる。 でもさ… 「私が現職だったら院内の閣議室の前で  三島由紀夫のように割腹したかもしれません」 って、おま...

すでに議員を辞職した(罷免された?) 元参議院の大物政治家3人の対談本。 岡目八目全開のネタ本かと思いきや 良識に飛んでいて素直にびっくり&タメになる。 でもさ… 「私が現職だったら院内の閣議室の前で  三島由紀夫のように割腹したかもしれません」 って、おまっ!!(爆笑) 人間守るべき立場がなくなると、 ここまで志が高くなるものなのかと。。 上記のような言いっ放しジャーマン発言も随所に見られ、 笑いながら政治、議会が勉強できるお役立ち新書です。 選挙に行く前にぜひ! いや、これは面白いわ。いろんな意味で。

Posted by ブクログ

2012/01/24

参院の現状を嘆き、いろいろな改革案や理想像を熱く語っている。ただタイトルとは違い、参院不要論どころか、参議院を無くした場合の弊害を検証するような突っ込んだ議論もない。三人とも学者では無く、ドロドロした国会で生きてきた人たちだから現実に近い議論になるんだろうが、ちょっと残念。 衆院...

参院の現状を嘆き、いろいろな改革案や理想像を熱く語っている。ただタイトルとは違い、参院不要論どころか、参議院を無くした場合の弊害を検証するような突っ込んだ議論もない。三人とも学者では無く、ドロドロした国会で生きてきた人たちだから現実に近い議論になるんだろうが、ちょっと残念。 衆院で可決された郵政法案が参院で否決された際に、憲法で定められた手順(両院協議会→衆院再議決)を経ず、小泉首相が衆院を解散したことをこれほど激しく非難するんだと驚いた。参議院議員としては、自分達の存在意義を否定されたように感じて悔しかったのかも知れないが、憲法違反という訳でも無く、ただの恨み節っぽい。 どうせ存在意義が薄れていることを皆感じているんだから.タイトル通り参議院廃止に向けての憲法改正議論を聞いてみたかった。

Posted by ブクログ

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