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回り灯篭
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回り灯篭

吉村昭【著】

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回り灯篭

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2006/12/20
JAN 9784480814852

回り灯篭

¥220

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2022/05/27

日本作家では最高ランクで好きな吉村氏の随筆短編集。 時折、触れないと酸欠になる自分。30分余りでさらっと読めるが、広がる充足感がたまらない。 エリア的に日本の津々浦々に立ち寄った足跡を語られているが氏が最も好きで第二の故郷と言われている越後の国が多い。 人間とは何か~人生で見...

日本作家では最高ランクで好きな吉村氏の随筆短編集。 時折、触れないと酸欠になる自分。30分余りでさらっと読めるが、広がる充足感がたまらない。 エリア的に日本の津々浦々に立ち寄った足跡を語られているが氏が最も好きで第二の故郷と言われている越後の国が多い。 人間とは何か~人生で見聞きしたものが「昭和」と結びく情景がくるくる回り灯籠のように感じられることからこの標題になっているようだ。 ラストで城山氏との対談が併載されており「旅先で見かけたとる高潔な作家と女性」について語っている箇所が面白い。 中身は見事なまでに簡潔明瞭、無駄な語、文が一切ないそぎ落されたような文章であるところは 間違いなく最高の作家の一人だと思わせる。 立原氏の死に際し、「私も未完の作を残して逝く」事を予測されているのが余情を感じさせる。 「歴史の壁に塗り込められた事実」が随処に~ 戦艦浮揚事業で視た写真・・水兵の一人が縊死している姿と男根 通夜に個を列席させる親心への疑問 氏に気概としてある 事実より小説を書く意気を先行させたいとの思い 生まれ育った地と血管との関連 歴史とは皮をいかだに乗って流れて行くようなものであり、歴史の中身は時間が解決するゆえ、即断はできないとの考え 私が好きな≪長英逃亡≫  登場する天狗党 追われた一味の墓がある敦賀  身分による墓の大きさの大小 証言を含む調査が要る小説に求められる【仕込みどき】の重み 文学界で受賞すると「路線が決まってしまう」袋小路のリスク ~が心に残った。

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2021/08/27

昭和です。興味ある題材がわんさかあるので、どんどん読みたいのだが、結構、文体が硬い。コツコツ読みたい。

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2016/12/16

吉村昭 著「回り灯籠」、2006.12発行です。エッセイ集「回り灯籠」「新潟旅日記」、そして吉村昭・城山三郎対談集である「きみの流儀・ぼくの流儀」からなっています。対談集が面白かったです。同じ昭和2年生まれの同業者。吉祥寺に住む吉村昭さんは、長崎に百一回行っても図書館と思案橋の飲...

吉村昭 著「回り灯籠」、2006.12発行です。エッセイ集「回り灯籠」「新潟旅日記」、そして吉村昭・城山三郎対談集である「きみの流儀・ぼくの流儀」からなっています。対談集が面白かったです。同じ昭和2年生まれの同業者。吉祥寺に住む吉村昭さんは、長崎に百一回行っても図書館と思案橋の飲み屋街しか知らないとw。茅ヶ崎に住む城山三郎さん、紫綬褒章を断るほどのストイックさ、そして夏目漱石のよさがわからないとw。

Posted by ブクログ

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