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言葉のなかに風景が立ち上がる
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/12/30 |
JAN | 9784103776031 |
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言葉のなかに風景が立ち上がる
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ふと目を奪われ、吸い込まれる「風景」。そのなかに本当の「私」が存在する。江国香織、堀江敏幸、丸山健二、いしいしんじ、水村美苗ら現代作家の描く「風景」から読み解く、私たちの生きる場所と心象。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 全然関係ないけど…… この本の書体が気になった。 「と」...
ふと目を奪われ、吸い込まれる「風景」。そのなかに本当の「私」が存在する。江国香織、堀江敏幸、丸山健二、いしいしんじ、水村美苗ら現代作家の描く「風景」から読み解く、私たちの生きる場所と心象。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 全然関係ないけど…… この本の書体が気になった。 「と」が独特で、特に「ど」になるとパーツが途切れてるからなんか……こう…見続けてるとゲシュタルト崩壊する…… すげー気になった… 内容は、うーんなるほどーな感じでした。自分が読んだことある本少なかったからなんとも… 「猛スピードで母は」「ランドマーク」を読みたいと思った。
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「風景に心惹かれる。ときには人間の営みそのものよりも、背景になっている風景のほうに惹かれる。」という文章で、この本は始まっている。この本の中では、22人の小説家の22の小説が取り上げられている。その小説の中で、風景がどのように描かれているのか、どのような役割を果たしているのか、に...
「風景に心惹かれる。ときには人間の営みそのものよりも、背景になっている風景のほうに惹かれる。」という文章で、この本は始まっている。この本の中では、22人の小説家の22の小説が取り上げられている。その小説の中で、風景がどのように描かれているのか、どのような役割を果たしているのか、について著者は論じている。書評、だろうか。あるいは、著者自身が「こういう風に小説を読みましたよ」というような紹介文だろうか。でも、そんな風に名前をつけることには意味がない。とにかく、巧みな紹介の仕方だ。紹介されている小説のどれもこれもを読みたくなる。
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ほとんど私の嗜好とそっくりな彼の本の中で、『都市の感受性』『感覚の変容』『都市の風景学』に連なる小説論で、人物より風景を描く小説が好きだ、を連発されています。 私にもそういうところがあるので、一貫して支持しているのです。 ちょうど読んだ太田光『トリックスターから、空へ』に「あ...
ほとんど私の嗜好とそっくりな彼の本の中で、『都市の感受性』『感覚の変容』『都市の風景学』に連なる小説論で、人物より風景を描く小説が好きだ、を連発されています。 私にもそういうところがあるので、一貫して支持しているのです。 ちょうど読んだ太田光『トリックスターから、空へ』に「ある夜の話」として彼の奥さんが景色にも記憶がある・景色もそこにいた人間を憶えているんじゃないかな等と話すところがあるが、それも私がよく感じることで、川本さんはそうは言っていないが、一連のこの感覚は共通するものかもしれません。 読みたくなったのは清岡卓行「太陽に酔う」、詩では井川博年「そして、船は行く」です。「そして・・」は梗概を読んだだけで涙が溢れました。何故ってそれは秘密です。詳しくは本編で。
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