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水と水とが出会うところ 村上春樹翻訳ライブラリー
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2007/01/10 |
| JAN | 9784124035018 |
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水と水とが出会うところ
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
レイモンド・カーヴァーさんの詩集ですね。 レイモンド・カーヴァーさん(1938~1988、アメリカ生まれ)作家、詩人。 訳は、村上春樹さん。 「ロマンティシズム」 ここでは夜空はすごく ぼんやりしている。 でも月が満月であれば、 僕らにはそれがわかる。 僕ら...
レイモンド・カーヴァーさんの詩集ですね。 レイモンド・カーヴァーさん(1938~1988、アメリカ生まれ)作家、詩人。 訳は、村上春樹さん。 「ロマンティシズム」 ここでは夜空はすごく ぼんやりしている。 でも月が満月であれば、 僕らにはそれがわかる。 僕らはひとときに ひとつのことを感じる。 またべつのことを 次のときに感じる。 「ポプラ」 一人ぼっちでいる青年を 思い浮かべていただきたい。 数滴の雨粒が窓ガラスをつたったときに 彼は書き始めた。 彼は安アパートに 鼠たちを伴侶として住んでいた。 私は彼の勇気を愛した。 ちょっと先の部屋では誰かが 一日中セゴビアのレコードを聴いていた。 彼は部屋から一歩も出なかったが、 誰もそれに文句はつけられない。 夜にはもう一人がタイプを叩く音も 聞こえてきて、それで心が和んだ。 文学と音楽。 誰もがスペインの騎士たちと 中庭を夢見た。 祭礼の行列。儀式、そして 光輝。 ポプラの木。 雨がつづき、水があふれた日々。 木の葉はとうとう地面に打ちつけられた。 わたしの心の中の、嵐が照らし出す この大地の一面。 批判と内証、生と死、文学と音楽、言葉を紡ぐ響きのなかに生きざまを飄々と綴られています。 日常の言葉を用いて、心の懐をロマンを込めて、浮かびあがらせる詩集ですね。 カーヴァーは、短編の名手で、数々の賞を受賞していて、後進の作家にも大きな影響を与えています。 味わいのある、独特の表現に魅力を感じますね♪
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最初の詩が、随筆の様な、思想を短く小説っぽくちょっと書いてみた、といった定だったので、海外の詩というのは、あまり飾り気のないものなんだな、と錯覚した。読み進めていく程に深みの増す、漂う死臭。人生への観念。ある種の諦め。 欲しいものを手にしたはずなのに、空虚が覆い、過去に囚われると...
最初の詩が、随筆の様な、思想を短く小説っぽくちょっと書いてみた、といった定だったので、海外の詩というのは、あまり飾り気のないものなんだな、と錯覚した。読み進めていく程に深みの増す、漂う死臭。人生への観念。ある種の諦め。 欲しいものを手にしたはずなのに、空虚が覆い、過去に囚われるといった作風があまりにも多いことに驚いた。過去は確かにあったが、しかしそれはかつて読んだ小説に登場した人物の人生であって、自分ではないはずだ、という時間の経過について嘆く内容だかりだ。中には、もう一冊の本を読まなくても十分楽しい人生が送れるはずだとあったり、もしものことが起こってももう十分だ、とあったりする。 詩だからこそ、小説とは違い、短い、抽象的な言葉を、何度も読み返し、意味や言葉の並びやリズムを、自身にどう共振するのかを吟味する。普段詩集は読まないが、詩の味わい方というのは、こういうものだと思う。それにしても、有名な詩というのは、どれも悲観的なものが多い気がする。 著者の詩はもう一冊、刊行されているらしい。そちらも、いずれ読むだろう。
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僕の不変の目標はぶらぶらして暮らすこと。そういう生活はご機嫌だろうな。 家の前に椅子を出して、日がなそこに座り、 帽子をかぶり、コーラを飲み、なんにもせずに ぼおっとしていられたらいいなあ、と思う。 それのどこがいけないんだ? ときどき煙草なんかも吸って。 ぺっと唾を吐いて。ナイ...
僕の不変の目標はぶらぶらして暮らすこと。そういう生活はご機嫌だろうな。 家の前に椅子を出して、日がなそこに座り、 帽子をかぶり、コーラを飲み、なんにもせずに ぼおっとしていられたらいいなあ、と思う。 それのどこがいけないんだ? ときどき煙草なんかも吸って。 ぺっと唾を吐いて。ナイフで木を削っていろんなかたちにしたりして。 それが何か問題なのかね? 気が向くと犬たちを呼んで、 兎狩りに行こう。たまには、それも悪くない。 金髪で太った男の子(僕みたいな)を呼び止めて、こう 言うこともある。「おいお前、どこの子だったかな?」 「お前、大きくなったら、何になるつもりだ?」なんて、言わない。 『Shiftless』
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