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未完の明治維新 ちくま新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2007/03/10 |
| JAN | 9784480063533 |

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未完の明治維新
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未完の明治維新
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
明治維新を「武士のデモクラシー」として捉え、歴史的な出来事を社会科学的な視点から解釈するアプローチが特徴的です。各章では、維新の基本構想や主要な人物の対立、政策の変遷について詳しく述べられ、わかりやすい構成が評価されています。特に、「維新の三傑」と呼ばれる西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允の役割やその後の展開が丁寧に描かれており、歴史の流れを理解する手助けとなります。しかし、科学的なカテゴライズに対する違和感を感じる読者もいるようで、著者の意図やタイトルの選定についての意見も見受けられます。全体として、明治維新を新たな視点で考察する一冊となっており、歴史に興味のある方には新たな発見があることでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
「武士のデモクラシー」として明治維新を描く。歴史叙述というよりは概念的フレームワークを用いて解釈していくという社会科学的アプローチであり、スッキリしていてわかりやすさという点においては評価できるし、好みでもある。他方、「維新四傑」がこんなにスッキリと科学的にカテゴライズされてしま...
「武士のデモクラシー」として明治維新を描く。歴史叙述というよりは概念的フレームワークを用いて解釈していくという社会科学的アプローチであり、スッキリしていてわかりやすさという点においては評価できるし、好みでもある。他方、「維新四傑」がこんなにスッキリと科学的にカテゴライズされてしまう事に違和感もある。 題名は新書なのでキャッチーにしたのかもしれないし(あとがきには編集者がつけたとある)、少々気負いすぎのようにも思えるし、そもそも内容がイメージしにくくわかりにくいし、内容にも合致していないように思えるが。
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2007年刊。著者は東京大学名誉教授。幕末維新期(M14位まで)の政治過程を①富国派(殖産興業。大久保利通)、②議会派(公会議。板垣退助)、③立憲派(憲法制定。木戸孝允)、④強兵派(外征。西郷隆盛)に分類し、維新政治の進展を彼らの合従連衡と離反から見るが、大久保、西郷、木戸の死、板垣下野で、試みは挫折したと解釈。ⅰこの分類法は非常に明快、ⅱ勝海舟・佐久間象山らの理念が西郷らに反映していったというのも、幕末維新の連続性でいえば明瞭な論法。ただ、個人的にⅱ以外は、一部の反通説的見解を除き、新奇ではなかった。 本書のよさは書簡などの文献検討を踏まえ叙述する点。また、外征派の目標が朝鮮でなく台湾だったというのは成程の感。征韓論下野後の台湾出兵への違和感を払拭された。他方、征韓論下野が志士同士の近親憎悪的な結果というのは?。司馬遼太郎ばりに、西郷下野が彼の大久保への信頼の証としても不自然でないからだ。また、明治維新の理念は漸進的でも持続しており、この点の評価も?本当に未完なのか?。加えて、遣欧使節団の成果の国政への反映がやや不明瞭。実は本書はかなり期待していたのだが、些か肩透かしの感は拭えない。 ちなみに、戦前昭和時代につき著者は社会大衆党などの役割を評価するようだ。もちろんそういう側面は肯定されるべきであり、間違いなく最近の議論の成果であろう。しかし、大衆党党首が首班でない以上、例えて言うなら55年体制における日本社会党の役割を一定程度評価するのと同値。換言すれば、従前の見解の補完に過ぎず、ましてアンチテーゼとまでは言いがたいという感を持った。もっとも、著者の戦前昭和時代の書は未読なので、読んでから印象は確定させたい。
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維新以降、殖産興業(大久保利通)・外征(西郷隆盛)・憲法制定(木戸孝允)・議会設立(板垣退助)と、列強に伍するべく、それぞれが対立・協力してきた歩みを詳説します。やがて「革命派武士」から「文武の官僚」の時代に主体が代わります。筆者は1880年を明治維新の終焉とします。国家が貧しい...
維新以降、殖産興業(大久保利通)・外征(西郷隆盛)・憲法制定(木戸孝允)・議会設立(板垣退助)と、列強に伍するべく、それぞれが対立・協力してきた歩みを詳説します。やがて「革命派武士」から「文武の官僚」の時代に主体が代わります。筆者は1880年を明治維新の終焉とします。国家が貧しいなか、よくぞ達成した!陸奥宗光の言葉に感動しますね。日本は明治以降戦前まで、常にデモクラシーを希求し、理論的にも実践的にも高みにあったという“あとがき”は、全く同感です。だからこそ切なく、そこに歴史を学ぶ意味があるのでしょう。
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