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龍と竜 ~白露~ ガッシュ文庫
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龍と竜 ~白露~ ガッシュ文庫

綺月陣【著】

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龍と竜 ~白露~ ガッシュ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 海王社/海王社
発売年月日 2007/06/10
JAN 9784877245733

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2021/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

龍さんの幼少期、母親からの虐待とそこから逃げ出し極道に助けられ生きる場を与えられた話には涙です。だからこそ、竜城さんと颯太を求め家族をほっしたのでしょうね。そしてそれを受け止める竜城さんの真っ直ぐで清廉な心が眩しいです。 このお話からアタクシの大好きなじろちゃんこと、次郎さんが深く石神家に関わって参りますが、じろちゃんの颯太くんに対する愛情が、会えない愛娘を思ってなのか、龍さんと同じく家族愛の渇望なのか。龍さんが躊躇する極道を竜城さんに教えていく役割もあり、頼りになる兄弟なのですわ 兄弟盃 極道の盃の重さもありますが、龍さんと次郎さんには、盃以上の繋がりを感じますねぇ。ここまでの信頼は最早「愛情」ですわね。 綺月陣 先生の作品には、この「愛情」が溢れていて素晴らしいですわ。

Posted by ブクログ

2012/11/23

龍一郎と暮らし始めても、相変わらずカフェとホストのバイトを続ける竜城。そこには竜城なりの男としての矜持や、自分は893ではなく一般人なのだという一線を画したい気持ちが見え隠れしています。 極道の嫁として、まだどこかふんぎりがついていない竜城です。 カフェをクビになったことで、龍一...

龍一郎と暮らし始めても、相変わらずカフェとホストのバイトを続ける竜城。そこには竜城なりの男としての矜持や、自分は893ではなく一般人なのだという一線を画したい気持ちが見え隠れしています。 極道の嫁として、まだどこかふんぎりがついていない竜城です。 カフェをクビになったことで、龍一郎にあたりちらしちゃったりしています。 竜城にとってみれば、愛した男がたまたま極道だったわけで、相変わらず893は嫌いなまま。 それでも、二人の絡みシーンはどんどん濃厚になっています。新婚そのもの!横に寝てる颯太を起こしてしまい焦るシーンなんかはリアルでちょっと微笑ましかったりします。仲良くて幸せそうだなと。 ところが、竜城には極道の嫁として、避けては通れない厳しい試練の道が。一般常識では考えられないような事態に竜城は不安をつのらせます。 やっぱり、竜城は893というものを少し甘く見てましたね。 やわな心臓では、龍一郎についていくことはできません。 それに、一度その世界に足を踏み入れてしまったら、もう二度と元には戻れない恐ろしさもあります。 893らしい立ち回りや見せ場は少ないですが、ちょっとしたところに常識を逸脱したものを見せつけられ、どきっとさせられます。 救いは、竜城が男だというところです。見かけによらず強靭でしなやかな心の持ち主。 龍一郎の生い立ちを知ったのが、決め手ですね。龍一郎も悲惨な状況から893に救われ、そこに自分の居場所をもらったという深い恩義を感じているのです。 竜城もまた、自分の居場所をもらい、その上深く愛されています。 そして大事な颯太の幸せを考えれば、もう結論はただ一つなんですよね。 竜城は自分も極道の世界にいることを認め、龍一郎の嫁として姐さんとして、覚悟を決めようとします。すごい葛藤があっただろうなと思わせるところがよかったです。 エロ的にもハードで濃厚。次郎は、龍一郎がツンツン姫の竜城に振り回されているのが気に入らなかったんじゃないかな。竜城の気持ちを疑っていたように思います。でも、「龍の宝玉」で二人のラブっぷりに本気だということを納得したみたいですね。竜城には迷惑で非道なHだけど、ものすごく893っぽくて萌えました。 あとがきまんがで颯太の小悪魔にキュンキュンきました。

Posted by ブクログ

2010/09/28

龍と暮らし始めてもなお、ヤクザが苦手であるという一般市民の感覚を捨てきれない竜城でしたが、龍の過去やアクシデントにより変化していってますね。龍とヤクザがイコールで結ばれている以上、それをどう受け入れていくかは竜城の問題ですから。龍がヤクザになった経緯は、ヤクザBLではありがち設定...

龍と暮らし始めてもなお、ヤクザが苦手であるという一般市民の感覚を捨てきれない竜城でしたが、龍の過去やアクシデントにより変化していってますね。龍とヤクザがイコールで結ばれている以上、それをどう受け入れていくかは竜城の問題ですから。龍がヤクザになった経緯は、ヤクザBLではありがち設定ですがそれでもやはり痛さを感じます。『龍の宝玉』のあの3ぴー未満はBL的サービスですか?もちろん、楽しませていただきましたが(笑)

Posted by ブクログ

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