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ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
発売年月日 | 2007/05/20 |
JAN | 9784334034016 |
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ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る
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商品レビュー
3.7
24件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
早稲田大学での講義において、アンダーソンは言う。1970年代のポルトガル帝国の崩壊で植民地解放の時代は終わった。一般に言うグローバル化の時代、すなわち世界が経済的に結ばれる時代はこの辺りからだろう。ここで筆者は問いかける。グローバル化の流れに従うのか、自分たちのやり方で進むのか。だが、ここで二項対立に陥る必要はない。アンダーソンが言う初期グローバリズムは、1870年頃からの通信・輸送の革命に始まる。この時代、アナーキストたちは他国のアナーキストたちの思想を翻訳した(ちなみに、19世紀の最後の四半世紀はマルクス主義の影響は弱まっており、その再興はボリシェヴィキの登場まで待たねばならなかったとアンダーソンは言っている)。つまり、「つねに他の地域のナショナリストの理念と実践を意識していた」のである。彼らは世界の経済をつなげようとしていたわけではなかった。それでも、境界を作ることなく人々の間に新たなつながりを作り出すことに成功していたのだ。
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『想像の共同体』がとても難解な本なので、この本を読んでようやく入り口に立てる、という感じ、 2005年の早稲田大学で行われた講義録と、梅森直之氏による解説、講義のあとに行われた質疑のなかから14の質問回答で構成されている。 新書だがなかなか濃い内容で素晴らしいと思った。 現...
『想像の共同体』がとても難解な本なので、この本を読んでようやく入り口に立てる、という感じ、 2005年の早稲田大学で行われた講義録と、梅森直之氏による解説、講義のあとに行われた質疑のなかから14の質問回答で構成されている。 新書だがなかなか濃い内容で素晴らしいと思った。 現在すでに2022年だが、まさしく今読むべき本なのかもしれない。
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私は日本生まれの日本育ちで、日本語話者だが、なんでかしらん、自分を日本人だと言うのがイヤだ。 ネットだと「だったらどっか他所の国にでも行ったら?」とツッコミが入りそうだが、できるものならそうしたい。でもきっと「何処か別の所」など存在しないのだろうなという予感もある。きっと何処...
私は日本生まれの日本育ちで、日本語話者だが、なんでかしらん、自分を日本人だと言うのがイヤだ。 ネットだと「だったらどっか他所の国にでも行ったら?」とツッコミが入りそうだが、できるものならそうしたい。でもきっと「何処か別の所」など存在しないのだろうなという予感もある。きっと何処に行ってもそこは自分の居るべき場所ではないのだ。 そういう落ち着かない感覚をあらためて見直して考えるのに、この本はすごく良かった。 19世紀末に世界を放浪した革命家のエピソードには胸が躍るが、今の世の中には何処にでも行けそうなのに何処にも行けない人、何処に行っても仕方のない人が沢山いるように思う。
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