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絵小説
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2006/07/30 |
JAN | 9784087748161 |
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商品レビュー
3.8
23件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
絵小説 詩→絵→小説という流れでできた画家と作家のコラボレーション作品です。 収録作品は、赤い蝋燭と…、美しき五月に、沼、塔、キャラバン・サライ、あれです。 どの作品にもももとになる詩があり絵があり、物語があります。 印象に残ったのは、人魚姫をモチーフにした冬さんと幼い主人公のつかの間の交歓のお話の「赤い蝋燭と・・・」と、恩田陸さんの「ライオンハート」と同じ記憶を持ちながら何度も輪廻して出会う少女のお話の「美しき五月に」です。後書きと交差する「あれ」の仕掛けも面白いアイデアでした。 でも、何で★3つか? 竹蔵は男なので、女性特有の危うさや話の飛躍についていけなかっただけかもしれません。感受性に自身がある人?は是非ご一読を。 竹蔵
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豪華なコラボレーション。 最後の「あれ」にこの本のコンセプトがあったが、皆川博子さんの好みの詩の一節から発想した絵を宇野亞喜良さんが描き、その詩と絵をもとに物語を添えるというもの。妖しく幻想的な短編集。
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皆川さんが選んだ詩を元に描かれた宇野亞喜良氏のイラスト。幻想的で繊細で詩とのイメージを重ね合わせてため息をつく。さらにそのイラストをもとに皆川さんが書いた小説が続く。私の周りからは音が消え、少し昔の匂いがやってくる。泥と血の匂い、ざらつく手触り、確かに知っている誰か…。ふっとつめ...
皆川さんが選んだ詩を元に描かれた宇野亞喜良氏のイラスト。幻想的で繊細で詩とのイメージを重ね合わせてため息をつく。さらにそのイラストをもとに皆川さんが書いた小説が続く。私の周りからは音が消え、少し昔の匂いがやってくる。泥と血の匂い、ざらつく手触り、確かに知っている誰か…。ふっとつめていた自分の息を吐く音で現実の音が戻ってくる。しかしそこで終わりではない。宇野亞喜良氏のイラストに戻るとそれは先ほどとは違う意味を持った鮮やかな色で私を迎えるのだ。そんな幸せな時間をくれる短編が6つ。「美わしき五月に」が特別好き。
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