小説 脇坂安治外伝 新風舎文庫

須田京介【著】

• 販売会社／発売会社: 新風舎/新風舎
• 発売年月日: 2006/04/25
• JAN: 9784797489002

商品レビュー

2009/10/25

関ヶ原の合戦から２５年後、雨がもたらした幸運、親友吉継を裏切らなければならなかった葛藤、妻との思い出等脇坂安治の半生を尋ねてきた義兄西洞院平時慶に語るという形をとって描かれています。葛藤部分も見所ですが、私は個人的には新子のことを話す場面が好きだったりします。中でもどうして安治に白羽の矢が立ったのかというそのくだり。この本の安治はなかなか憎めない感じで結構好みだったりします。

2007/10/16

賤ヶ岳七本槍の脇坂安治が晩年に自分のこれまでを語るお話。

悪夢見た直後に女中に冗談かましたり義理の兄の坊主名をド忘れしたり７０にもなって嫁とハッスルしたりアンジー豪快すぐる（笑）
酒を酌み交わしたくなってきます。