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創価学会の実力

島田裕巳【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/朝日新聞社
発売年月日 2006/08/07
JAN 9784023303720

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商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2007/05/10

創価学会の本当の力とは、いかなるものなのか。そして、どこに問題があるのか。宗教学者の立場から、あくまで客観性を重んじて、この創価学会の本質に関わる問いに迫る。

Posted by ブクログ

2006/09/21

2006年9月12日読。 備忘録:前作『創価学会』が創価学会が組織拡大を図る過程を詳細に検証した内容なら、今回はその巨大化した組織が現在突き当たっている問題を検証した内容になっている。日蓮正宗との決別による総本山の喪失や教義の揺らぎによる内部の統制が失われる現状、ポスト池田大作の...

2006年9月12日読。 備忘録:前作『創価学会』が創価学会が組織拡大を図る過程を詳細に検証した内容なら、今回はその巨大化した組織が現在突き当たっている問題を検証した内容になっている。日蓮正宗との決別による総本山の喪失や教義の揺らぎによる内部の統制が失われる現状、ポスト池田大作の問題など、創価学会にはかなりの問題が山積していることがわかった。特に日蓮正宗との決別による総本山大石寺への登山がなくなることによる集団結束行為消失や、『御書全集』の書き換えによる教学の揺らぎは在家宗教団体としてかなり危うい状況にあるのではないかと思った。高度経済成長期に孤立していた都市の貧民層を現世利益と熱心な座談会などの結束で取り込み、急拡大していった組織も、会員の所得格差の拡大や世俗化や教義の形骸化でこれからもっと弱体化していくのだろうか。マスメディアが報道しない身近な超巨大組織だけに正確な知識を持ち、表層でないしっかりとした存在認識を持つことが大切なのではないだろうか。

Posted by ブクログ

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