小沢一郎の日本をぶっ壊す 幻冬舎文庫

大下英治【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎/幻冬舎
• 発売年月日: 2006/08/05
• JAN: 9784344408210

商品レビュー

2016/05/11

小沢さんは金丸にかつがれて首相になっておけばよかった。本当にもったいない。この人の生き方を見ていると、チャンスは目の前に来たときに掴んでおかないと、もう回ってこないということ。その後の晩節なんて哀れとしか言いようがない。首相になれたのに、しがらみと体調を気にしすぎて失敗したのはもったいない。

2008/01/05

小沢一郎の幼少から今までを書いた本。

この手の本にしては面白く読めた。
小沢一郎の人となりを知ることができる。
あと、書いているときは当然参院選の前だが、今回の参院選に大勝するとか、今度の衆院選への取り組み・方針・段取りなどが書かれており、今見ると先見性がオモシロイ。

いいコト書いてあるし、小沢一郎や民主党を支持したくなる本である。

ただ、気をつけなければいけないのは、「この本は小沢一郎を焦点に書かれた本」であるという点である。
つまり、いい事は書いてあっても悪いことが本当に書かれているかを常に念頭において読む必要がある。

それを差し引いても、「小沢内閣はアリやな」と思わせる内容であったと思う。

「数の論理」について書かれているところはなるほどと思った。
「数を無視した強行突破は、それこそ独裁政権」的な文章。うん、そりゃそうや。納得。

まぁとりあえず民主党にがんばってもらおうかな。

本としては「普通ちょい上」って感じ。
３．５くらい。

2006/08/23

元週刊文春の記者・大下栄治は、非常に取材能力が高い。
彼の今までの作品も非常に秀作であるが、
それらを一つにまとめて、小沢の半生を通し、
日本の現代史を紐解く著。